奥野「府中牝馬ステークスて…。これ難しすぎるやろ。」

安井「のっけから消極的な姿勢ですね。ただ、お気持ちはわかります(汗)。」

吉田「過去のレースを見ても、アパパネなど実力馬でも負けるレースですしね。」

安井「例年スローになりやすいから、格が問われず力のない馬でも好走できるということやろね。」

奥野「今年は特に、軸になりそうな馬すらおらんもん。どないせーちゅーねん。」

安井「まあまあ…。軸という意味では、僕はケイアイエレガントかなと考えていますが。カスリキャラで、ストライド指数は1番手となっています。」

奥野「俺はレッドリヴェールかなぁ。だいぶ復調気配も見せているし。」

安井「そういえば、この馬は中間にトライアハミを使用していましたよ。レースで使ってくるかはわかりませんが、気になりますね。」

＊トライアハミとは…引っ掛かる馬や、舌がハミを越して正しいハミ受けをしない馬に使用する。効果大。

奥野「おっ、そういう情報はありがたい。」

吉田「僕の指数ではスマートレイアーが1番手でしたね。馬ごみを嫌う気性と騎手の出遅れ癖がネックですけど、馬自体は悪くないですし、直線上手く外に出せれば。」

安井「見事に三者三様(笑)。」

奥野「それだけまとまってないいうことやろ。このレースはいわゆる「スケベ」を狙うレースやと思うわ。」

吉田「スケベ狙いなら、ケイティーバローズやゴールデンナンバーは面白いかなと。前者は東京でスイートサルサの2着がありますし、後者は東京の長い距離で面白いかなと。」

安井「ストライド指数的には、人気薄で印が回っているシャトーブランシュやパワースポットですかね。特に前者はピッタリキャラなのでなおさら注目しています。」

奥野「まあ、あとはスイートサルサか。この6頭のワイドボックスとかでもええんちゃうか。あとは、人気馬の場合どれを軸にするか。」

吉田「スケベしたい馬はいますが、出発点が難しいレースですね。どれも信頼感には欠けます。」

奥野「ケンや！」

安井「結局、結論はそうなりますか(汗)。まあなかなかイメージし辛いレースですし、それなら最後に面白そうな馬を挙げていく形で締めましょう。」

奥野「俺は京都3Ｒのギャディスかな。これはダートでええと思うで。」

吉田「僕は東京9Ｒのメイショウゴテツですね。前走芝で負けただけでこれだけオッズが下がるなら妙味あるかなと。」

安井「じゃあ最後に、僕は新潟7Ｒのマルカメテオにします。ピッタリキャラでストライド指数は抜けていますし、これで基準オッズ4.4倍なら狙ってみてもいいんじゃないでしょうか。」