安井「3日開催の最終日です。明日の重賞は京都大賞典ですね。」

奥野「毎日王冠はちょっと難しかったけど、こっちは何とかなるんちゃうか。」

安井「おっ！自信ありげですね。でも、ここは結構本命被りそうな気がします。」

吉田「じゃあ、せーので言いますか(笑)？せーの！」

奥野・吉田「ラキシス！」

安井「サウンズオブアース！」

奥野「あれ、ラキススちゃうの？好きや言うてたのに(笑)。」

安井「好きですけど、予想はまた別ですから。というか、ラキシスと僕は相性があまり良くない…。」

吉田「じゃあ今回来ますね！ありがとうございます。」

安井「うるさい(笑)！サウンズオブアースは神戸新聞杯でストライド競馬新聞で言うと中盤で「外から進出」の記号が入りながら、上がり2位で纏めているように長くいい脚を使えるタイプなので、京都大賞典は向いていると思うんですよ。」

吉田「菊花賞でも2着に好走していますもんね。前走は外々を回されてのものですし。それだけに、大外枠というのは若干嫌ですが…。」

奥野「実は極軸に該当してるんやけど、軽視人気馬にも該当している。本質的には距離ももうちょっと短いほうがええんちゃうかな。」

吉田「まあ、距離延長ではなく短縮ならまだいいんじゃないでしょうか。」

奥野「あとは、今回は中やんやねんな。」

安井「中やん？」

奥野「浜中騎手やから中やん(笑)。」

吉田「いや、浜のほうを取らないんですね(笑)」

奥野「外国人ジョッキーと同じエージェントやから、今年は馬質がちょっと落ちてる。」

安井「確かに今年は重賞勝ちはオークスだけですからね。個人的にはここで結果を出してほしいところです。」

奥野「じゃあ我々の本命ラキシスの話にいこか。この馬はちょっと難しいんやけど、今回は条件が合うやろ。」

吉田「京都のスローでこそのタイプですよね。むしろ大阪杯のようなレースで好走するとは思っていませんでしたし、資質の強化がうかがえますね。」

安井「うん。スロ専(スロー専門)だと思ってたから大阪杯を見て、これなら宝塚記念でもいけると思ったよ(泣)。持続力勝負にも対応したから、ハイペースだった前走もこなせるかと思ったんだけどね。」

奥野「結局、道悪の適性が高かったというコトちゃうか。ただ、本質的には今回の条件がベスト。」

安井「そうですね。まあ僕も対抗ですし、異論はないです。この後となると、カレンミロティックですかね。」

吉田「これはスタミナがあるタイプですよね。距離が長くていいタイプ。」

安井「有力馬よりも前で競馬できるのもいいでしょうし。ストライド競馬新聞では前日展開1番手ですからね。」

奥野「ワンアンドオンリーはダービーが良かっただけに、あれから成長が見られないのはちょっと残念。」

吉田「有馬記念や宝塚記念の敗戦はまあいいとしても、ジャパンカップはもうちょっと見せ場を作ってほしかったですね。」

安井「ジャパンカップは一応ストライド競馬新聞では「ジリジリ伸びる」なので、まだ押さえておきたいかなとは思っています。」

奥野「ダービー馬に言うのもなんだけど、Ｇ1だと格負けするかなぁ。」

安井「Ｇ1馬はもう一頭いますね。ラブリーデイは個人的に坂が欲しいタイプだと考えていますが。」

奥野「あと、距離も長いよな。」

吉田「京都記念は一応勝っていますが、あのレースは特に中身のないレースでしたからね。この秋は有馬記念まで待つというスタンスでいいんじゃないでしょうか。」

安井「後は…フーラブライドかな。ここは悪くない場面ではあると思うんですが。」

吉田「状況は向くと思いますが、あとはこのメンバーで力が足りるかどうかでしょうか。レコンダイトもタフな馬場の方がいいと思いますし…。」

奥野「このあたりになってくるよなぁ。まあさすがにこのレースは固いんちゃうか。」