次週以降・5月配信ブロマガのサンプルです!
 
菊池:<JRDB競馬チャンネル>-競馬直前情報パドチョク- では、
   
この度、有料コンテンツを置かせてもらうことになりました。
   月額チャンネルへの移行で、放送中の追い出し対策もバッチリです!
   (※ブロマガ購読者はプロテクト!)

鈴木:それは何よりだね。多くの人に聞いてもらうことが目的だから。

菊池:とは言え、せっかくやるからには皆さんに喜んでもらえるブロマガにしたいです。
   そこで、普段なかなか読めない鈴木さんの読み物を作りたいと思いまして、
   どうかよろしくお願いいたします。

鈴木:すぐに馬券になるようなネタって簡単じゃないよ?(笑)

菊池:またまた、ご謙遜を!
   僕としても勉強させていただきたいので、よろしくお願いいたします。


鈴木:そうだね。はい。ベストは尽くしましょう。

菊池:今回いろいろ検討した結果、まずはこういうネタでいきましょうというのが、
   「次走注目馬」ですよ。

鈴木:今は、現場で見ている関東主場の他に、録画して他場のパドック映像も全て見ている。
   それから、3場の指数(IDM)の指針もつけているので、このあたりで話せれば。

菊池:いいですね!まずは、そのあたりからいきましょう。


1:『ストックホース』のページ

~パドックから見た、今後条件付きで狙える馬~


菊池:ネーミングセンスがどうかという点はひとまず置いといていただきまして(笑)。
   週ごとに、鈴木さんがパドックで見た馬の中で、
   今後条件が合えば活躍できそうな馬
   まずは、ここから聞いていきましょう。

鈴木:じゃあ、先週はメインレースのこの馬から…。


ゴールデンナンバー(美浦・鈴木康厩舎)

 日曜・東京11Rヴィクトリアマイル・9着】


菊池:今回
のパドックでの状態からお願いします。

鈴木:
昨年からずっと良い状態が続いている。資質として重賞に手が届く馬だと思う。

菊池:
考えられる今回の敗因は、どのあたりでしょう。

鈴木:ここは単純
に距離不足でしょう。準OPでマイル戦を勝っているけれど、
   ヴィクトリアマイルとは時計が全然違う。本質的には中距離馬だよ。

菊池:
今後狙いたい条件はどのあたりでしょうか。

鈴木:ちょっと時期としては先だけど、新潟記念に是非とも出走して欲しいね。
   間違いなく条件は向くはずだから。

菊池:ほう。面白い話ですね。その理由はどのあたりでしょうか?

鈴木:トモ
が流れる馬だけどバネ感は抜群の馬。加速は遅いが抜群のキレ味が使えるはず。
   好走には長い直線が必要。良績が東京か京都の外回りに集中しているのはそのため。

菊池:ヴィクトリアマイルでも上がり最速はマークしていましたね。

鈴木:新潟は3歳時に使っているが、その時とは馬が違うのと、準
OPを勝って以後、
   重賞では好走していないので、ハンデも恵まれる感じがする。
   2000mなら追走も楽になるだろう。

菊池:これは是非とも出走して欲しいですね。


ベストルーラー(栗東・石坂正厩舎)

【日曜・東京10R青竜S・6着】


菊池:今回のパドックでの状態から振り返ってください。

鈴木:
脚が長くて馬体がしっかりしていて現時点での完成度が高い。
   短距離馬としては非常に良い馬に見えたね。
   このメンバーでパドック評価を5番手に抑えるのが
   大変だったくらい馬は良かった。

菊池:そうなると、
今回の敗因は距離ですか。

鈴木:ダッシュ
力はあるが距離を考えて前半抑えて競馬をしていたよね。
   それで直線最後まで脚が続かなかったように、マイルは1F長かったよ。

菊池:
今後狙いたい条件には、距離短縮が必須事項ですね。

鈴木:
1400mまでならそのスピードで楽々押しきる競馬ができるはず。
   今後は古馬と合流することになるが、1000万下は楽勝だと思う。
   そこからOPまで連勝しても不思議ではない位だね。

菊池:この馬は、前走のマーガレットSで赤木さんもパドック◎でした。
   諦めずに追い続けたいと思います。


◆マンボネフュー(美浦・国枝厩舎)

【土曜・東京10R立川特別・6着】


菊池:今回は長期休養明けでしたね。

鈴木:パドックでも高評価をしたように
休養明けでも仕上げは良好だった。

菊池:今回の敗因はどのあたりにあったのでしょうか。

鈴木:スローの上がり勝負で手応え十分だったが、直線壁が開かず追うのをやめていた。

菊池:全2勝はいずれも中山でした。コース替わりを狙ったほうがいいですか?

鈴木:いや、東京が向いていないとは思わない。
   スピードがあるのでこの位の距離が向いているのかもしれない。

◆サノイチ(美浦・尾形和厩舎)

【日曜・東京5R3歳500万下・4着】


菊池:1番人気でしたが、馬券圏内に絡めませんでしたね。

鈴木:道
中1F緩む展開で完全に前残りの決着だったレース。
   今回は展開に泣いたかたちだね。

菊池:詳しくお願いします。

鈴木:同馬自体は揉まれてポジションが悪くなり、直線も外に出せたのが
   残り2Fを過ぎた所から。前が開いてからの脚色は一頭違っていた。

菊池:次走は少し人気を落としてくれるといいですね。

鈴木:スムーズなら
1000万下でも戦える馬だね。
   次走はもちろん、古馬相手でも楽しみな1頭。

◆レッドマニッシュ(美浦・国枝厩舎)

【日曜・東京8R3歳500万下・6着】


菊池:パドックでは無印でしたよね?

鈴木:前残り傾向が顕著で、馬場適性・展開で
   明らかに見劣ることが分かっていたからだね。

菊池:ここで名前が挙がるということは、今回の敗因は馬場だけではないですね?

鈴木:直線で終始壁で追えたのが坂上だけ。完全に脚を余した。

菊池:差しが利く状況なら話は別ということでしょうか。

鈴木:そうだね。東京か新潟の外回りで狙いたいところ。


2:『モニター越しに光った馬!』のページ

~パドック映像から見た、今後条件付きで狙える馬~


菊池:ここからは、”他場編”です!


鈴木:便利な時代だよ。全部録画しておけばチェックできて、DVDに焼いておけば
   後でマメにチェックできるんだからね。

菊池:膨大な量のDVDになっていそうですね。

鈴木:とりあえず、今回は1頭だけど。


グランデッツア(栗東・平田修厩舎)

【土曜・京都11R都大路S・1着】


菊池:
今回のパドックでの状態はどう見られましたか?

鈴木:
長期休養明けの2走前でも馬の状態は悪くなかったが、
   使う毎に馬体が絞れてきていて、本来の状態に戻ったと考えて良さそうだね。

菊池:屈腱炎後、叩き3走目でガラリと変わってきましたよね。


鈴木:
使うだけのダートから適性のある芝へ戻したことが一番。
   元々ディープブリランテやゴールドシップを負かした馬で資質は高かった馬で、
   他とはスピードも持久力も圧倒的に違った、というレコード勝ちだ。

菊池:
今後はどのような条件で狙えばいいですか?

鈴木:
安田記念しかないでしょう。
   マイルは初になるけどスピードがあるので余裕で追走できるはずだし、
   折り合い面もむしろ楽になる。

菊池:出走できれば馬券圏内に食い込んでこれそうですか。

鈴木:一頭強いのが出てくるが、その馬に食い下がれそうな可能性のあるのはこの馬だけ。
   今回が、平オープンらしからぬIDMが出たからね。

菊池:それは楽しみだ!


3:『余談と呼ぶには勿体無い話のページ』

 
菊池:鈴木さんに聞きたかったんですが、この時期の馬券が難しいと仰ってましたよね。
   
なぜ、この時期の馬券が難しいのでしょうか?

鈴木:現場で馬券や予想が簡単というのは、馬を見比べた時にその格差が大きいということ。
   つまり条件戦に強い降級馬や資質の高い3歳馬が入ってくると、
   その馬たちが結果を残す可能性は高くなるし、馬券も当然絞り込まれることになる。

菊池:そういう時期がもう少ししたら、到来しますね。

鈴木:
しかし降級前の今の時期はその強い馬たちが勝ち上がって抜けていて、
   どんぐりの背比べ的な能力差しか感じられなくなってくる。
   そうなると結果は展開や枠や適性といったものに左右される。

菊池:極端な話、10回やって5回以上は結果が違う…或いはもっと?
   そんなことが起こるレースが多いと。

鈴木:
パドックでよく勘違いされるのはデキの良い馬を選べば当たる、みたいなこと。
   本当は、資質の高い馬を選ぶのが一番簡単に当たる。
   強い馬というのは少々の展開や適性差みたいなものはねじ伏せてしまうか。

菊池:同じクラスに資質の差がある馬が出走しているレースでこそ、
   そういうことが起こるってことですね。

鈴木:まぁ、そういうことだね。
   よく、「新馬戦には生涯未勝利馬とGⅠ馬が一緒に出ている」
   という表現があるけど、それに近いことが条件戦でも起こるのがこの先のシーズン。

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菊池:もう一ついいですか?
   この時期は、3歳馬が指数を一気に更新するという話もありましたよね。

鈴木:
3歳未勝利戦に関しては、春は時計を詰めていく時期なので、
   ここまでの指数のスライドでは勝てなくなってきている。

菊池:IDMでいうと、20台後半から、いきなり30台半ばを出すことがあります。

鈴木:例えば冬場にダートの
IDM30そこそこで2・3着してきた馬が、
   IDM
35を超えるレベルで勝ち負けになるレースになってくると
   足りなくなる、という現象が増えてくる。

菊池:暖かくなって、動けるデキに仕上がってくる馬が多いことや、
   成長そのものも関係あるんでしょうね。

鈴木:かつ中山から東京に開催が替わって、
   中山のダート
1200mや1800mで好走した馬が
   東京の
1300m~1600mに対しての結果を出せるかどうか?は
   必ずしもイコールではない。

菊池:中山では大きく異なる2つの距離しかないですもんね。

鈴木:芝のレースでも同様。阪神から京都でもこういう現象が起こっていて、
   人気サイドの信頼性が確実に落ちる時期。

菊池:これもまた、この時期の馬券が難しい理由の一つなんですね。

鈴木:一巡して東京での折り返しの馬が増えてくるとまた指数を使える時期に入る。

菊池:折り返しってのは、2回・3回の連続開催でいうと、
   3回開催に入るタイミングですね。


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菊池:お疲れ様でした。

鈴木:放送で出来たらもう少し楽だろうけど、これを文章に起こすのはなかなか骨だね。

菊池:将来的には、こういうのも放送に出来たらいいですね。
   
鈴木:読んでくれている人からの質問を受けたりするのもいいんじゃないか?

菊池:それもいいですね!募りましょう!
   あとは、目下POGシーズンですので、鈴木さんの評価なんかも知りたいんですが、
   そういうスペシャルもやっていいですか?

鈴木:止まっている写真を見ても仕方ないからなぁ。
   歩いている映像がある馬の中から選ぶならまだしも。

菊池:それでいいですよ!では、映像をできるだけ集めますから、
   その中からのピックアップをお願いします!

鈴木:じゃあやりましょう。

菊池:ありがとうございました!あとは、ダービーの展望生放送ですね!
   こちらもよろしくお願いいたします!

鈴木:急に忙しくなるね。頑張りましょう。


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  鈴木永人… 関東パドック馬体診断担当・パドチョク関東担当        

        ブログ競馬broadview http://blog.livedoor.jp/broad_view/      

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