みなさん、こんにちは!菊池グリグリです。
いつもパドチョクをありがとうございます。

さて、先週は大反響をいただいた(?)このローカル研究。
その記事はコチラ
条件該当馬の中でも、特に注目だった『須貝厩舎』+『滞在』+『激走馬』という
条件に該当していた6/14函館12Rの1番ピエナアプローズが3着で複勝370円。
欲を言えば勝って欲しかったですが、結果的にまずまずの配当となりましたね。

函館開幕週は、こんなことになっちゃいました…
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(※放送中には馬券を購入していません)

こんなもの出したら怒られますね(汗)。いい時だけ出してどうするんだと。
でも、自分にプレッシャーをかけることは大切ですから。頑張りましょう。
(次週以降、一回も出さないかもしれませんけどね。)
いや、毎週出せるように頑張りましょう!自称ローカル名人ですから!
他称されるようになりたいと思っている次第です!

そんなわけで、今週も頑張っていきたいと思っております。

さて、今回の題材は、先週の放送で気になったコチラのコメントから…

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そう、コレ!

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「 函 館 の 和 生 (横山和生騎手) は 始 ま っ た の か 」

横山和生騎手と言えば、デビュー2年目から函館で騎乗。
チラホラ穴をあけるので、そのイメージがあるのでしょう。
先週も、16鞍に騎乗して【1・1・1・13】と、好走率こそ低いものの、
好走時には人気薄を持ってきていました。

まずは、期間をデビュー前に設定して、『函館競馬場』・『騎手:横山和生』の
2つだけを入力して、成績を見ていきます。

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ここで分かる事としては…
・複勝率20%は、騎乗馬の質を考えれば優秀であろう。
・単勝回収率の高さは、大穴が釣り上げている。(単最高配当9010円)
・複勝回収率の悪さは、騎乗馬の質を考えれば目を瞑れる(穴配当でカバー可能では?)

いつもどおり、今週もGGA(ゴールドジェネレーターアナライズ)を使用して、
JRDBデータを駆使すれば、馬券に使えるデータになるまで絞り込めそうです。

しかし、ここでひとつ懸念材料が…。
4年目となる今年からは昨年までの恩恵だった『減量』が外れています。
そのあたりが、今年にどう影響するのか…まずはここから調べる必要がありますね。
減量の有無による成績を調べる為に『見習い区分』を使えば分かります。

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そして、年ごとの区切りでも見ておきます。

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ポイントは…
・上表、昨年までの騎乗で、「通常」に分類されているのは平場戦。
 →つまり、特別戦で意外と健闘している。
・「通常」には、先週の16鞍が含まれている。
・「▲」の頃よりも、「△」になってからの成績がハッキリと良い。
・年ごとに見ても、昨年から劇的に成績が向上!→明らかに、コツを掴んでいる。

どうやら、絞り込めば使い物になりそうなデータです。
さて、この先の絞込みについてですが、個人的に多用している項目があります。
それは、「騎手期待連対率」というデータ。

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この数字で、5%を切ると大体の騎手は非常に成績が悪く、絞込み条件の目安として
かなり有意義に使うことができます。実際、僕のお気に入りデータの中で、
騎手カテゴリのものは殆ど、これを適用しています。
その他のデータでも、騎手期待連対率5%以下を除外することで、
過去分析上、回収率・好走率がともに大きく向上します。

しかし、横山和生騎手は5%以下でも好走するタイプの”穴騎手”でした。
どうやら、指数を使って絞込み過ぎると、せっかくの大穴チャンスを逃しそうです。

ここからは怒涛のデータ絞込みラッシュ。その中で使えそうなものを列挙します…。

▼馬場状態別成績
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※芝・ダートともに同程度でした。
 前付けの意識が高いことが、道悪成績に結びついていると考えられます。
 思えば、先週馬券になった3回も、道悪だった土曜日でした。

▼展開テン指数順位
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※全16勝中、11勝がテン指数4位以内のものでした。
 やはり、逃げ・番手で競馬できる馬に乗っている時が狙い目のようです。

▼芝ダ&距離別成績
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※芝1200m・ダ1000mが好成績です。
 ただし、複勝率に劇的な差はありませんから拘り過ぎない方がいいかもしれません。
 今季は昨年以上に他場で経験を積んできていますからね。
 
▼調教師所属別成績
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※調教師別にも見てみましたが、杉浦厩舎・伊藤圭厩舎だけが好成績でした。
 ただし、杉浦厩舎の場合は人気が多く、その割に単勝回収率がイマイチ。
 伊藤圭厩舎はダート1000mで減量騎手を多用する厩舎なので、
 今季以降の起用に、あまり期待が持てません。
 そこで、緩くして関東・関西で区切ってみました。圧倒的に関東馬です!


その他にも面白い区切り方がありました。みなさんも是非、分析してみてください!
では、そろそろまとめ…

<今回のまとめ>

・先行の意識が高いことが好成績に繋がっているので、
 稍重以上の道悪や内枠&先行有利状況化で狙うべし!
テン指数1位&2位で信頼できる!
・関西馬への騎乗は割引!関東馬を狙え!
・IDM◎は非常に好走率が高い!

こんなところでしょうか!
あと、「騎手期待連対率」には鈍感な穴馬騎手なのに、
厩舎指数には意外と敏感だということもちょっとビックリでした!
そのあたりも気にしてみてください!

土曜日の騎乗馬>

・02R エタニティタイム
・03R ジュガンティーヤ
・04R チェリージュビレ
・06R ゼトス
・07R レッドルシアン
・09R レフア
・10R タルトオポム
・11R ダークマレイン


今週末の放送もよろしくお願いいたします!

土曜日

日曜日

この週末も、一緒に競馬しましょう!

TEXT 菊池グリグリ