菊池:この度は、パドック担当の鈴木さんに無茶なお願いをしまして。

鈴木:先週みたいな記事のほうがいいんじゃないの?

菊池:スタート2回目にして「特別編」というのも、どうかな?と思ったのですが、
   POG企画は、やるとすれば今週しかないんですよ!
   ダービーが終わった後にPOGドラフトをやるっていう人もいらっしゃいますから。

鈴木:そういうことね。写真だけじゃ選べないからね。
   預かったDVDにあった産地馬体検査の動画は見たよ。
   だから、見た馬だけの動画だということをご理解いただければ。

菊池:僕たちは毎年、関東のJRDBスタッフと現場にくる会員さんとで、
   10~15人のPOGドラフトをやっているのですが、
   鈴木さんは参加していません。でも、毎年POG資料は見ていますよね。

鈴木:翌年のクラシックに向けてPOGで話題に上がる馬のことはチェックしておかないとね。
   パドック最前列で馬を見ていて、POG資料でチェックした馬が
   どう変わってきたのかという部分も興味深いから。

菊池:ちなみに昨年はイチ押しっていたんですか?

鈴木:後出しになっちゃうけども、昨年はディープインパクト産駒に
   ”当たり”と思える馬が少なくて、自信を持てたのはトーセンスターダムだけ。

菊池:結果的に皐月賞の1・2・3着が非ディープインパクト産駒ですから、
   大正解だったわけですね(苦笑)。
   ちなみに、僕は初めてPOGに参加した08-09世代の時に、
   鈴木さんから何頭かオススメしていただいて、恩恵を受けました。
 
鈴木:外野で見ていて、関東スタッフ&JRDB会員さんのPOGに
   初心者が入るのはあまりに可哀想だったから特別にね(笑)。

菊池:その中には、シェーンヴァルト(デイリー杯2歳S1着・皐月賞4着)が
   入っていまして、POG期間内に結構稼いでくれて助かったのです。
   シェーンヴァルトはあまり注目されていなかったので、
   こういった穴馬も今回のリストにあるといいなぁと希望的観測ですが。

鈴木:どうだろうね?でも、昨年よりは面白そうな馬がいる印象だよ。

菊池:今年は、ダービーの勝ち馬が見えてこない混戦世代ですもんね。
   では、聞いていきましょう。(※馬体写真がない点はご了承ください。)

~NさんのPOGリスト・牡馬王道編~