そうだったのか! 今までの見方が180度変わる知られざる競馬の仕組み
著者・橋浜保子 出版社ガイドワークス 価格2300円+税
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本日のラインナップはこちら…
1:鈴木永人の『次走注目馬リストからの出走馬』
2:今、馬券的に激アツ!『バイタルジョッキー一覧』
3:復活!『JRDBデータ推奨馬』
4:”最終の神”・奥野憲一の『最終レース予想』
5:関東パドック・鈴木永人の予想コラム『N的馬券生活』
6:奥野憲一の『重賞ちょい予想』
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┃■鈴木永人の『次走注目馬リストからの出走馬』 ┃
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レース名クリックで対象レース画面へ。注目馬はピンク色表示。
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阪神2R 2歳未勝利 芝2000m 10:20発走
7番スワーヴリチャード (16年9月11日)鞍上が今後のこと(余計なこと)を考えたらしく直線で馬群に突っ込んでブレーキ。外に持ち出して一気にスピードに乗って追い上げたところがゴール。超スローペースで最後が11.3-11.3-11.7ということを考えたら普通ならあのミスで終わってる。 未勝利なら1600m以上ならどこでも勝てると思う。その後は重賞で勝ち負けできるはず。適性は2000m前後かな。すんなりならクラシック路線に乗ってくると思うので期待したい馬。
阪神3R 3歳未勝利 ダ1800m 10:50発走
8番アネモイ (16年3月19日)スピードあるので1400mや1600mでいいかもしれない。2戦目で落ち着いて1800mで馬群で我慢が効くならそれでなんとかなるかな?馬体は500万下で通用してもいいくらいのモノはありそう。
中山6R 3歳上500万下 芝1200m 12:55発走
9番スズカブレーン (15年11月01日)中山の1200mか、福島の1200mか、だと思う。内を立ち回れるのは分かったので、内枠で嵌れば500万は勝てるはず。
中山8R 3歳上1000万下 ダ1200m 13:55発走
3番スティンライクビー (15年8月22日)今回は強い向かい風の中での時計なので遅いのは仕方がない。それよりもスピード持久力が高いことを見せつけたので、同じ直線1000mをもう一度使いたい。残り2週でチャンスが無ければ、秋の500万下に出走させたいくらい。多分、上でも通用する馬だと思うから。
10番チーフアセスメント (15年2月8日)上がり負けだね。直線向いて持ったままだったので「楽勝か?」と思ったけど、坂上の決め手がもう一つ。適度に上がりの掛かる競馬になればスピードと持久力で戦えるはず。キャリアの浅い4歳馬で成長していけば上のクラスでも通用しそうな馬だよ。
阪神9R 兵庫特別 芝2400m 14:15発走
1番シュペルミエール (15年9月27日)これだと広い東京の方が競馬がしやすいかね。弾ける感じはないけど、走りはしっかりしているので上がり勝負でもそこそこ対応できそう。2戦目の競馬でどこまで内容が良くなるか?次第では上でも期待していいはず。
阪神11R ポートアイランドS 芝1600m 15:30発走
12番クラリティシチー (15年5月16日)マイルだと展開に左右されてしまうので、コーナー4つの1800m以上に出走しないかなぁと思ってる。例えば七夕賞とか。かつて福島のラジオNIKKEI賞で追い込んで2着したことがあって、この時は前残りの展開だったので脚を余した。七夕賞ならスローということは無いと思うので、ハンデどのくらい背負うのか?は分からないけど、持久力はあるし長く脚も使えるので、勝ち負けする余地があると思う。
中山11R スプリンターズG1 芝1200m 15:40発走
11番ダンスディレクター (15年05月16日)軽いスピードが武器なので、時計が速くて馬場も良い状況なら好走できる。イメージとしては朱鷺Sとか。あるいはアイビスSDあたりに出てきてもやれるかも。
13番レッドファルクス (15年2月15日)1400mまでなら芝もダートも問わない感じなので使える条件は多そう。なので、出たとこ勝負かな。馬もまだ若いし、負けても降級できるし長い付き合いになりそうだね。
中山12R 内房ステークス ダ1800m 16:25発走
13番カラクプア (15年7月19日)血統的にダート馬っぽい。芝の上がり勝負では全く反応できなかった。今の時期はダート1700mが一番長い距離。先行力はあると思うので形にはなると思う。将来的には1600~1800mってとこが適条件かな。
14番クライスマイル (15年02月28日)本質はマイラーじゃないかと思ってる。中山1800mだとスピードがあり過ぎるんだよな。東京のマイル戦はベストだろうし、落ち着けば1800mだって十分こなせる。重賞は勝てる器だと思ってるので、この先は追いかけたいなぁ。
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┃■バイタルジョッキー一覧(10月2日) ┃
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│【関東】 │
│柴田善/柴田大/杉原/石橋脩/大野/田辺/福永/ │
│木幡也 │
│木幡也 │
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│【関西】 │
│義英真/古川吉/国分恭/中谷/田中健/武幸/北村友│
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※バイタルジョッキーとは…一定の期間・条件において、優れた回収率を記録しているジョッキーをピックアップ。今乗れている、そして馬券的にも期待値の高い騎手になります。
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┃■JRDBデータからの推奨馬 ┃
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阪神07R
11番タツゴウゲキ 基準8人気(20.6倍)
アカデミー牧場帰り。鮫島一厩舎は厩舎印注で回収率が高い。追切指数74としっかり出ている。テン指数1位,ペース指数2位。基準オッズ8番人気も注意必要。
17番レーヌドブリエ 基準4人気(7.5倍)
ノーザンファームしがらき帰り。矢作厩舎は厩舎印△で回収率が高い。IDM◎。IDM1番手。
中山07R
7番エメラルエナジー 基準5人気(12.8倍)
KSトレーニングセンター帰り。。万券印◎。激走馬に該当している。テン指数2位,ペース指数1位,展開にも印が回っている。調教矢印は上向き。
阪神08R
8番クリノスーアンコー 基準9人気(18.5倍)
藤沢則厩舎は厩舎印注で回収率が高い。仕上指数65としっかり出ている。基準オッズ9番人気も注意必要。
9番ケンブリッジゼウス 基準7人気(14.7倍)
吉澤ステーブルWEST帰り。阪神+上がり上位。万券印◎。激走馬に該当している。展開3番手。基準オッズ7番人気も注意必要。
中山08R
5番サニーデイズ 基準10人気(16.1倍)
KSトレーニングセンター帰り。。仕上変化+。調教矢印は上向き。基準オッズ10番人気も注意必要。
阪神09R
6番サトノエトワール 基準5人気(6.9倍)
グリーンウッド・トレーニング甲南馬事公苑帰り。激走馬に該当している。テン指数3位,展開2番手。IDM2番手。
7番ヴォージュ 基準7人気(15.5倍)
吉澤ステーブルWEST帰り。IDM、万券印◎。激走馬に該当している。テン指数2位,展開にも印が回っている。IDM1番手。基準オッズ7番人気も注意必要。
中山09R
3番カリビアンゴールド 基準6人気(12.0倍)
小島太厩舎は厩舎印注で回収率が高い。調教◎。仕上変化+。激走馬に該当している。上がり指数2位。IDM4番手。
6番トーホウアイレス 基準5人気(9.4倍)
田中清厩舎は厩舎印△で回収率が高い。
阪神10R
5番オーヴィレール 基準4人気(7.4倍)
。仕上変化+。仕上指数68としっかり出ている。テン指数2位,ペース指数1位,展開2番手。IDM3番手。
中山10R
12番オートクレール 基準12人気(20.0倍)
有限会社高橋トレーニングセンター帰り。中野栄厩舎は厩舎BB△で回収率が高い。仕上指数66としっかり出ている。上がり指数2位,展開にも印が回っている。IDM2番手。基準オッズ12番人気も注意必要。
阪神11R
11番ウインプリメーラ 基準5人気(13.8倍)
ビッグレッドファーム鉾田帰り。大久龍厩舎は厩舎印注で回収率が高い。展開◎。IDM5番手。
13番ダンツキャンサー 基準7人気(19.2倍)
谷厩舎は厩舎指数10以上で回収率が高い。テン指数2位。基準オッズ7番人気も注意必要。
中山11R
5番シュウジ 基準6人気(12.4倍)
展開1位+激走馬+厩舎指数10以上。仕上がり変化+もしくは++と調教矢印/↑の激走馬。万券印、展開◎。仕上変化+。激走馬に該当している。追切指数81,仕上指数78としっかり出ている。テン指数1位,展開1番手。調教矢印は上向き。IDM4番手。
15番ミッキーアイル 基準4人気(8.6倍)
ノーザンファーム天栄帰り。音無厩舎は厩舎印▽で回収率が高い。テン指数2位,ペース指数1位,展開にも印が回っている。厩舎矢印は上向き。IDM2番手。
阪神12R
13番マイネルオフィール 基準6人気(13.3倍)
飯田雄厩舎は厩舎BB▲で回収率が高い。
14番カフジナイサー 基準5人気(10.6倍)
木原厩舎は厩舎BB▲で回収率が高い。激走馬に該当している。テン指数3位,ペース指数2位,展開4番手。IDM2番手。
中山12R
8番スノーモンキー 基準4人気(6.5倍)
吉澤ステーブル帰り。。相沢厩舎は厩舎印注で回収率が高い。
9番クラウンシャイン 基準6人気(6.9倍)
小野瀬ファーム帰り。蛯名利厩舎は厩舎印▲で回収率が高い。激走馬に該当している。上がり指数3位,展開2番手。厩舎矢印は真上。IDM2番手。
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┃■奥野の一発逆転!?最終レース激走予想 ┃
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【中山12R】
☆推奨激走馬☆
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◎2番ロンドンタウン
○13番カラクプア
▲11番アースコネクター
注3番パワーポケット
☆6番センチュリオン
△8番スノーモンキー
△1番イントロダクション
1番人気の信頼度は非常に低い中山の最終レース。そこに、ロンドンタウンとカラクプアという、関東ではやや注目が薄れる関西馬の2頭が、いい指数を出力している。
それぞれ5番人気に3番人気。ロンドンタウンが勝てば3連単だと2万円コースだ。
ロンドンタウンが昇給緒戦だが、ハンデを織り込めば十分勝ち負けできるチャンスはある。鞍上も3戦連続の川田騎手。枠順も思想的。
カラクプアは福永騎手。土曜はノースヒルズの馬が活躍していた。同馬主は固めうちしてくるのが特徴。
パワーポケットは逃げて残せるか、というところで、今回の鞍上は非常に面白い。
スノーモンキーはこの斤量なら勝ち切れずとも馬券圏内なら。
アースコネクターはこの斤量なのにこの人気。少しなめられている感あり。ハナに立てば渋太い競馬をみせる。
降級のセンチュリオンはダートならの田村厩舎の馬。同じくダートならの大野騎手に乗替。ハンデ見込まれるが実績を考えたら当然の事。
イントロダクションも興味深い一頭だが、今回の枠は嫌いたい。追い込みがハマる馬場と展開にならない限り、好走は難しい。
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┃■鈴木永人『N的馬券生活』 ┃
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【阪神1R】
エスシーエイトは明らかに短距離のダート馬。M-IDMも36と1位なのでここは勝ち負けして当然。メイショウテンセイは前走がHペースで飛ばし過ぎた。1200mならこのペースでも十分粘れそう。
◎エスシーエイト
○メイショウテンセイ
△1・4・11・15
【阪神2R】
「厳選最有力」評価のスワーヴリチャードは前走勝っていないとおかしかったが鞍上のミスで敗戦。今回はさすがに楽勝だと思う。相手はマテラフィールド。2走前に負けた勝ち馬は芙蓉Sで2着。ここは2着有力のはず。
◎スワーヴリチャード
○マテラフィルド
注レッドクライム
△ピスカデーラ
【阪神9R】
シュペルミエールはこのくらいの距離で阪神の外回りで決め手勝負になれば資質上位の馬だと思っている。ハンデ戦なので相手は広めに構えておきたい。
◎シュペルミエール
注3・5・6・9・13
【阪神11R】
勝ち切れるかどうか?はともかくウインプリメーラはこのメンバーなら勝ち負けして当然のはず。負けるとすれば3歳馬のブラックスピネルが成長を示すパターンか。
◎ウインプリメーラ
▲ブラックスピネル
【中山11R スプリンターズS】
「最有力」評価のビッグアーサーで勝ち負けになるはず。乗り替わった高松宮記念でレコード決着を勝利し本領を発揮。前走は前半競られてかなりのHペースだったが58㎏を背負って押し切って見せた。ここで逃げるかどうかは分からないが好位の内でも立ち回れるので安定感は高いはずだ。
相手の狙いはHレベル世代の3歳馬たち。シュウジは1200mに路線を変更して2着続きだが内容自体は悪くない。他の3歳馬と比べて体重もある馬でこのレースは向いていると思う。ソルヴェイグは前走こそ力を発揮できなかったが函館SSで斤量差を活かしスピードを示した。今回も乗り方一つだと思う。ブランボヌールはガサの無い馬であまりスプリンターズSには向いていないうと思う。
他では高松宮記念で2着だったミッキーアイルが、昨年と違い速い流れになった場合にどれだけ踏ん張れるのか?。レッドファルクスはパワーのある差し馬なので、状況さえ嵌まれば可能性はあると思う。
◎ビッグアーサー
▲シュウジ
▲ソルヴェイグ
注ミッキーアイル
注レッドファルクス
【中山12R】
ここは逃げ馬が揃っていて展開がかなり厳しくなりそう。狙いは中山4勝のセンチュリオンと4連対のクラウンシャイン。2頭とも好位を立ち回れる馬で容易にバテないはず。他では3歳馬でも持久力が高いロンドンタウン。カラクプアはスピードはあるがスタミナがどこまであるか?が未知数な部分。
◎センチュリオン
○クラウンシャイン
▲ロンドンタウン
注カラクプア
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┃■奥野の『重賞ちょい予想』 ┃
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【中山11R】
◎16番ネロ
○1番ビッグアーサー
▲5番シュウジ
注2番ブランボヌール
☆4番ソルヴェイグ
△8番サクラゴスペル
△7番スノードラゴン
ネロが行かないんだから、そらあんな変な展開になるわな~…
っていうのが今年のセントウルS。ネロだけじゃなく、他でも行く馬がおらず、それほどスピードがないスノードラゴンが仕掛けていくという、非常に歪な展開となった。
直線入口の雰囲気からすると、ネロはいけてないし、ビッグアーサーが逃げてるしで、拍子抜けした他陣営がペースを読めずにタラタラの追走になり、ビッグアーサーの楽逃げを許してしまったように映る。
そもそも、ビッグアーサーはそれほどゲートは速くない。セントウルSの最初の1Fのラップが12.3秒。だいぶ遅い。参考までに、ネロはだいたい、11秒8~9ぐらいでいつも競馬をしている。昨年のスプリンターズSは11.7秒とかなり速いラップを刻む。
今年のセントウルSはそういう競馬だったわけだ。
ちなみに、2015年のセントウルSは、テン1Fが11.9秒と速く、終いもしっかりとまとめられていた。2014年は11.9秒、2013年は12.0秒。
そもそも逃げ先行が有利となる秋の阪神開幕週で、過去に例がないほどのスローペースで逃げれば、G1を勝つ力がない馬でも逃げ切ってしまうだろう。それがG1馬のビッグアーサーだから、58kgの斤量ノープロブレムで楽逃げしたように見える。騙される。
逆にそのレースで強い競馬をしたのはどの馬か…。
いうまでもなくネロだろう。
セントウルSの予想では◎を打ったが、出遅れたんかわざと遅らせたのかで、力をフルに発揮できなかった。というよりも、それがすべての見誤りを招いているのだが…。
スプリンターズSの馬券的にはそれで良かったのかもしれない。あそこでビッグアーサーに勝っていたら、ここは少なくとも2、3番人気にはなっていただろう。
なぜあんな競馬をしたのだろう…。
スタートは決して悪くなかった。行こうと思えばいけたはず。しかし控え目に出していった。外からラヴァーズポイントが外から来たからそれを嫌って控えたのか…。難しいコーナー競馬を経験させたかったのだろう…と個人的にはそう読んでいる。
内容は良くなかったが、好位差しの競馬を経験させられ、上位入線できたことは大きな収穫だったのではないだろうか。
今回は大外枠。行く構えでいるなら決して悪い枠ではない。今年は比較的低レベル。シュウジの番手につけて、普段の短距離の流れで競馬をすれば、押し切れなくもない。
ダンスディレクターやウリウリは、過保護されて強化がおろそかになっている。
そっちへいくなら、元気いっぱいのシュウジ、ブランボヌール、ソルヴェイグら、北海道で活躍してきた3歳馬らに注目したい。
レッドファルクスはああいう大跳びだから、小回りの中山ではフルに力を発揮できない。同じ厩舎のサクラゴスペルのほうが、実績がある分買いやすい。
ミッキーアイルは春の疲れが抜けきっていたとしても、順調に来られていないのは事実で、いきなりの短距離G1はきつい。
スノードラゴンは安定しているが条件が限定される。今日はやや時計がかかっていたので、メインレースまで同じ状況なら面白いかもしれない。
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