前回、絵かきの山本集(あつむ)先生と田代まさしについて書きました。
今回もその続編です。
田代まさしが二回目の盗撮事件で逮捕され、執行猶予で出てきた時です。
山本集先生、ミュージアムの中島社長が田代まさしのタレントとしての才能を惜しんでの提案でした。
二回目の盗撮事件なので、元のシャネルズ(ラッツ&スター)のメンバー始め志村けんさん達もさすがに、相手に出来ないと距離を置くようになっていました。
そんな時期です。
田代まさしを監督として復帰させるのに記者会見を開き、その復帰第一作として、【LB熊本刑務所·刑務所前バス停】を準備しました。
田代本人は「監督なんてとても出来ない」と尻込みしましたが、山本集先生、市川徹監督が指導すると言うことで再起のスタートをきりました。
市川徹監督の傍について真剣に見習い、勉強していました。
照れ屋でそれほど饒舌でもありませんでした。
ジョークもありません。
【刑務所前バス停】が完成すると田代まさしは、市川徹監督と共に販促の為、全国のレンタル店を回り、各地のレンタル店で人気絶大でした。

この時は、田代本人も再起に真剣に取り組み、やる気も出てきて、自信も少しずつ取り戻した様に見えました。
毎日、真面目に事務所に出勤して、脚本のチェックなど精力的に仕事に取り組んでいました。
全国各地のレンタル店で、出会ったファンの温かい声援が、彼に力を与えたのです。
この時期の三年間はよかったのです。

だが、この頃から、事務所のパソコンがウイルスによって動かなくなり始めました。
田代がエロサイトを観るのでウイルスでやられると女子事務員が言います。
これから、激ヤセになり、覚せい剤に走り始めるのです。

その原因は?
この続きは次回に書きます。

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