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評価シリーズ:ウルトラマン80生誕35周年記念②

2015/02/01 23:43 投稿

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  • 特撮評価シリーズ
教師編をすべて見終わった後はそのまま引き続き、王道路線に戻ったウルトラマン80を
視聴し続けた。教師編の感想については、これより前のブロマガを参照してください。

王道路線に戻ってからのウルトラマン80は、逆に安心できた。
いつも通りの昭和ウルトラシリーズの定番は、新しさは無いが安定感があった。
元々はSF路線をストーリーに織り交ぜてきたシリーズのベースがあるので、
得意なジャンルはやはり面白い話が多かった。

しかしそれも後半戦に入ると、どことなく子供っぽいシナリオになったと思う。
子供受けを狙ったのか、往年の名宇宙人であるバルタン星人やレッドキングを
テコ入れのごとく入れてきたのは視聴者の視線を集めるための客寄せパンダな感じがした。
まあ同じような感じでウルトラマンメビウスに過去の怪獣が出てくるのを楽しみにしていた
自分から言わせれば、手段として取りたくなる魅力がある。

あと、ユリアンって必要かな?シナリオの目新しさで出てきたとはいえ、
始めから出ていた女性隊員を殉職させてまで出る必要はあったとは思えない。
80の理解者という立場のキャラを出すのは、立場が逆転しているが
レオとセブンの関係でも見たが、師弟関係を築いてドラマを作ったレオと違ってこっちは
単にユリアンが80に付いてくる、余計な手出しをする、何か不要な感じが否めない。

しかし最終回については、ある意味ウルトラシリーズの中で世界観的にベストな
終わり方だと思っている。これまでのウルトラシリーズの最終回を見ていると、
初代ウルトラマンのような最後は地球人の手で地球の危機を乗り越えるという
色合いが見て取れる。明確にウルトラマン自身がやられる必要はなく、
地球防衛軍が自分たちの総力を結集して怪獣を倒す。これでようやく、
ウルトラマンが安心してウルトラの星に帰還できる。
この流れは説得力がある良いエンディングではないだろうか。
感動的なインパクトは無いかもしれないが、ウルトラマンからの卒業という
要素が含まれているこの最終回は、昭和シリーズの中では個人ベスト3に入る。

結論から言うと、当時見ていた人は思い出補正で楽しめる。初見の人はシナリオの
粗を無視できるのなら、最後まで楽しく見られると思う。
人は選ぶが、変な深夜アニメをワンクール見るよりはずっと有意義に時間を過ごせると思う。

総評:昭和最後のウルトラシリーズと銘打たれている本作の特撮は素晴らしい。
   シナリオの粗は教師編と後半のエピソードにあるが、無視できるのなら
   全体も結構楽しめると思う。ウルトラシリーズで外せない一作ではあるが、
   オススメはしないかも。興味があるなら見る価値あり。8.5/10

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