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防衛省がPAC3配備 北朝鮮がミサイル発射か!?元内閣官房副長官補・柳澤協二氏に緊急インタビュー

2013/04/10 15:58 投稿

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17時より、元内閣官房副長官補・柳澤協二氏への緊急インタビューを再配信!



 日本政府が、東京・市ヶ谷の防衛省敷地内に、地対空誘導パトリオット「PAC3」を配備した。北朝鮮によるミサイル発射に備えたものだと見られる。菅義偉官房長官が9日の会見で正式に認めた。

 現在、メディアは、北朝鮮の動きについてほとんど何も伝えていない。唯一、韓国国防総省が、ミサイル発射の時期は「10日の可能性が高い」と公表したことが漏れ伝わってくるだけだ。

 北朝鮮はこれまで、1993年、1998年、2006年、2009年、2012年4月と12月の、計6回にわたり、ミサイルを発射した。その都度、例えば金日成の生誕100周年にあわせて発射予告を行なうなど、北朝鮮側はミサイル発射の兆候を示してきた。

 しかし、今回はそうしたことが報じられていない。国民に情報が何ももたらされていないのだ。

 政府がPAC3配備を急ぐ理由は何か。北朝鮮から、どんな「兆候」を得たのだろうか。実戦か、実験か、それとも単なるブラフ、脅しなのか。


 今回の事態の背景を、振り返ってみる。

 今から一ヶ月前、3月11日に米韓合同軍事演習が始まった。それに対し、北朝鮮は激烈な反応を示した。「最終決戦の時が来た」などと宣言するなど、挑発的な合同演習を行っているアメリカと韓国、および在日米軍基地を持つ日本に対し、態度を硬化させてきた。

 北朝鮮のミサイル「ノドン」は、射程距離が3500キロメートルと言われており、日本全土が射程範囲に入る。北朝鮮は、過去に、「原発にミサイルを撃ち込めば、地球上から日本を消し去ることができる」と表明したことがある。

 ミサイル防衛システムが仮に百発百中の確率でミサイルを撃ち落とすことができたとしても(その可能性は高くはないと思われるが)、日本全土をカバーしているわけではない。日本の原発が狙われても、防ぐ手だてはないのが現実である。

 原発リスク×戦争リスク。核自殺装置ともいえる原発を、海岸線にずらりと並べたまま、日本は戦争に巻き込まれつつあるのだとしたら、これ以上、最悪のシナリオはない。

 明日、元内閣副長官補の柳澤協二氏に緊急インタビューを行なう。柳澤氏は、小泉政権、第一次安倍政権、福田政権、麻生政権の4代にわたり、官邸内で安全保障を取り仕切っていた元防衛官僚である。

 柳澤氏は、昨年4月24日に行われた安全保障に関する研究会で、2009年に発射された北朝鮮に対するミサイルへの対処について、当時を次のように述懐した。

柳澤氏「PAC3をどうしようかという話がありました。しかしながら(中略)二段目の燃料はヒドラジンを使用していてとても毒性が強く、それがまともに落ちてきた場合には、半径100メートル以内では深刻な健康被害が出るとかいう話はありました」

柳澤氏「単純に言っても、3500キロ近く飛ぶその延長線上の東北地方の横断面は100キロちょっとでありますから3500分の100以下の確率が有ると考えても間違いではないわけです」

 「PAC3」には「ヒドラジン」という毒性の燃料が含まれている。迎撃に成功したとしても、直下にいる住民には猛毒の破片が雨あられと降り注ぐ。さらに、「PAC3」では、北朝鮮のミサイル撃ち落とせるのが「3500分の100以下の確率」だというのである。心細いこと、この上ない。

 4月10日17時より、柳澤氏に、北朝鮮の最新の動向、日本政府の動き、そして背後にあるアメリカの思惑についてお聞きする。

 また、大義なきイラク戦争を支持した日本政府の姿勢を振り返って、先頃、上梓された「検証 官邸のイラク戦争」(岩波書店)についても、あわせてうかがう。

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