オンナのウラガワ ~名器大作戦~
第249回 「あの人実は」「あの人やっぱり」のウラガワ(3)
◆もくじ◆
・「あの人実は」「あの人やっぱり」のウラガワ(3)
・最近の志麻子さん
『凶鳴怪談』が竹書房から発売
『業苦 忌まわ昔(弐)』が角川ホラー文庫から6月に発売予定
TV「有吉反省会」にヒョウ姿でひきつづき出演中
「岩井志麻子のおんな欲」連載中
カドカワ・ミニッツブック版「オンナのウラガワ」配信中
MXTV「5時に夢中!」レギュラー出演中
・著者プロフィール
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新たな出会いの時期がちょっと落ち着いて、「あの人の意外な一面」「あの人はやっぱりあのままだった」と揺らぐ想いが飛び交う時期。
さわやかな五月の風邪が吹いていても、気持ちは澱んでしまうもの。
岩井さんがハマっている、政府公認の風俗街があるシンガポールのゲイラン地区。
近隣のアジア諸国から出稼ぎに来ている子も多くて……。
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2014年11月~18年12月のバックナンバーは、「月別アーカイブ」の欄からご覧ください。
2019年1月「去年に縁があったあれこれのウラガワ」
2月「台湾で初めて会った人たちのウラガワ」
3月「胸に引っかかる人を思う春のウラガワ」
4月「こういう人いるよねという出会いのウラガワ」
5月「働くということについて考えたウラガワ」
6月「私なりのプロファイリングをしてみたウラガワ」
7月「芸事業界の人たちの願いごとのウラガワ」
8月「怖さひかえめな怖い話のウラガワ」
9月「まだ挽回できるかどうか気になるウラガワ」
10月「なぜか惹かれる未解決事件のウラガワ」
11月「今頃になってわかってきた出来事のウラガワ」
12月「とりあえず終えたかな、というウラガワ」
2020年1月「愛しい南国の怖い話のウラガワ」
2月「ひきつづき東南アジアの怖い話のウラガワ」
3月「どこか心残りの別れのウラガワ」
4月「未経験な世の中のあれこれのウラガワ」
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2013年7月~12月 名器手術のウラガワ/エロ界の“あきらめの悪さ”のウラガワ/エロとホラーと風俗嬢のウラガワ/風俗店のパーティーで聞いたウラガワ/エロ話のつもりが怖い話なウラガワ/風俗店の決起集会のウラガワ
2014年1月~10月 ベトナムはホーチミンでのウラガワ/ベトナムの愛人のウラガワ/永遠のつかの間のウラガワ ~韓国の夫、ベトナムの愛人~/浮気夫を追いかけて行ったソウルでのウラガワ/韓国の絶倫男とのウラガワ/ソウルの新愛人のウラガワ/風俗嬢の順位競争のウラガワ/夏本番! 怪談エピソードの数々のウラガワ/「大人の夏休みの日記」なウラガワ/その道のプロな男たちのウラガワ
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いい季節。といえば、五月が浮かぶ人も多いだろう。卒業に進学、就職に転勤、別れと出会い、卒業と新たな出会い、それらがちょっと落ち着いた頃でもある。
だからこその、不安も不安定さもある。そんな今月は、「あの人の意外な一面を見た」「私の中の変化に気づいた」「あの人はやっぱり、あのままだった」「私は私なんだ」みたいな、揺らぐ想いを書いてきた。風はさわやかに吹いても、私は澱んでいる。
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好きな男もいないし女友達すらいないのに、なぜか行ってしまうシンガポール。赤道に近い常夏の国には、さわやかな風が吹き抜ける日本の五月のような季節はない。
私が妙にハマッているのは、ゲイラン地区だ。ここには、政府公認の風俗街がある。
初めて行ったときから、なんでか落ち着くなぁ、と感じていたのたのも道理。二十年も歌舞伎町に住んでいる私からすれば、ここはシンガポールの歌舞伎町なのだわ。
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