オンナのウラガワ ~名器大作戦~
第148回 真夏なのに秋の予感な有名人たちのウラガワ(1)
◆もくじ◆
・真夏なのに秋の予感な有名人たちのウラガワ(1)
・最近の志麻子さん
太田出版よりイヤミス『嘘と人形』発売
8/6(日)「オメ★コボシ39」開催 当日券も!
角川ホラー文庫より『現代百物語 不実』発売中
TV「有吉反省会」にヒョウ姿でひきつづき出演中 24時間テレビも!
「岩井志麻子のおんな欲」連載中
カドカワ・ミニッツブック版「オンナのウラガワ」配信中
MXTV「5時に夢中!」レギュラー出演中
・著者プロフィール
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芸能事務所に入りタレント活動もするようになった岩井さん。
テレビに出るようになると、芸能人、有名人と触れ合うことも多くなる。
するとときには、この暑い夏なのにどこか悲しみの秋の涼しさを覚えてしまうときがあるという。それもまた、彼らの魅力なのだが……
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2014年11月~15年12月のバックナンバーは、「月別アーカイブ」の欄からご覧ください。
2016年1月「会えなかったけど気になる女たちのウラガワ」
2月「接点がないのに気になる人たちのウラガワ」
3月「嘘をつかずにいられない人たちのウラガワ」
4月「春のおかしなお便りの数々のウラガワ」
5月「距離感のおかしい人たちのウラガワ」
6月「台湾から連れてこられたある女性のウラガワ」
7月「大人の夏の観察日記のウラガワ」
8月「大人だからわかる怖い話のウラガワ」
9月「『志麻子のヤバモンGO』なウラガワ」
10月「取り返せない夏の思い出のウラガワ」
11月「常夏の国で生きる女の秋のウラガワ」
12月「冬を生きながら春を待つ女達のウラガワ」
2017年1月「自分を重ねてしまう若者たちのウラガワ」
2月「冬に聞いた奇妙な怪談のウラガワ」
3月「春のさなかに聞いた怖い話のウラガワ」
4月「木の芽時な人達のウラガワ」
5月「五月だけどさわやかになれない人たちのウラガワ」
6月「面識なしでも喜怒哀楽を喚起する人々のウラガワ」
7月「ほんのり怖い人達のウラガワ」
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2013年7月~12月 名器手術のウラガワ/エロ界の“あきらめの悪さ”のウラガワ/エロとホラーと風俗嬢のウラガワ/風俗店のパーティーで聞いたウラガワ/エロ話のつもりが怖い話なウラガワ/風俗店の決起集会のウラガワ
2014年1月~10月 ベトナムはホーチミンでのウラガワ/ベトナムの愛人のウラガワ/永遠のつかの間のウラガワ ~韓国の夫、ベトナムの愛人~/浮気夫を追いかけて行ったソウルでのウラガワ/韓国の絶倫男とのウラガワ/ソウルの新愛人のウラガワ/風俗嬢の順位競争のウラガワ/夏本番! 怪談エピソードの数々のウラガワ/「大人の夏休みの日記」なウラガワ/その道のプロな男たちのウラガワ
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八月はいろいろ解放的になって、夏休みにバカンスにアバンチュールにと燃える暑い熱い季節。とはいえカレンダーを見れば、もう完全に後半に入っている。
さて。私は幼い頃から物書きになりたかったのだけれど、妙な縁があって芸能事務所に入り、タレントにもなってしまった。テレビに出るようになると、今までテレビで見ていた人達と一緒のスタジオで仕事し、同じ画面に映るようになる。
芸能人、有名人を見ていると、真っ盛りの暑さがあるのにどこか悲しみの秋の涼しさを覚えてしまうときがある。それもまた、彼らの魅力だ。今月はそんな人達が私に垣間見せた、とことん個人的な「真夏なのに秋の予感」みたいな話をお届けする。
有名人の彼らのプライバシーを面白おかしく暴露するのが目的ではないから、仮名にした上で本人を特定できないよう、職業や人となりに脚色と変更を加えさせてもらう。
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takiさんはけっこういい歳だが、デビュー間もない「光の鷹」なるヒップホップ系グループのメンバーだ。タトゥーもかなり入っているし、坊主頭のひげヅラ。コワモテ系イカツイ雰囲気を演出しているが、背も低いガリガリ細身、うつむき加減で声も小さい。
あるイベントで一緒になったとき、楽屋が同じになった。
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