スマートフォンの次としてウェアラブルデバイスに注目が集まる中、革新的なPCが登場した。PCは今以上に進化することが難しいだろうという考えを払拭してくれるポケットサイズのPCである。

 

VentureBeatGeek.comによると、ポケットサイズのPCである「Tango PC」がクラウドファンディングのindiegogoにおいて調達目標の10万ドルを軽く達成し、残り30日間でさらに調達額を増やし続けている。Tango PCの最大の特徴は、小型で持ち運びが簡単なPCであること。

 

*Image source: TangoPC 

 

Tango PCはAMDのKabini APUを搭載している。また他のPCと同様に、ユーザーがハードドライブやRAMをアップグレードすることができる。同梱のドッキングステーションは外付けのCDドライブ程度のサイズであり、HDMI(2K/4K)、USB 2.0/3.0、RJ45、AVジャックなどのポートがある。対応OSはWindows、Linux、ChromeOS、SteamOSとなっている。

 

Tango PCは、通常のオフィスワークはもちろん、リッチなグラフィックが求められるゲームにも、その能力を充分に発揮できるようだ。ドッキングステーションから取り外すと自動でスリープモードになるため、大切なデータを失うこともない。次にドッキングステーションに挿入すると取り外した状態からスタートする。持ち運びが簡単で、なおかつパワーのあるこのPCは、スマートフォンやタブレットにはない新しいユーザー体験をもたらすと大きな期待が寄せられている。

 

 

(鬼頭正己:in the looop 編集部)

 

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