Google Readerが終了した後、ニュースアグリゲーション分野では、ユーザーの興味・関心に基づくアルゴリズムを使ったサービスやソーシャルグラフに紐づいたサービスなどが登場している。
PC Magazine、The Vergeによると、Slashdotの元編集長でありWashington Post Social Readerの開発者だったRob Malda氏がトピックでユーザー同士を繋げるニュースアグリゲーションアプリ「Trove」を公式にローンチした。Troveは、約15,000のニュースソースから目当ての記事を選ぶことができ、キュレーターや専門家が薦めるニュースやトピックをフォローしたり、またユーザー自身が任意のトピックを作ることもできる。
キュレーターや専門家には幅広い分野の人々が集められている。デジタルによる教育の専門家のウェストバージニア州元知事や農産物に詳しい著名なシェフなど、単にテクノロジーに詳しいだけの人選ではないようだ。さらに、非営利団体や専門誌が専門知識を広めるための用語をトピックに選んでいるケースもある。
Troveは最先端のアルゴリズムを使っているわけではなく、”A people-powered app(人の手によるアプリ)”を標榜するように、「実際の人」がニュースやトピックを薦めることで、それらに他のユーザーが繋がることが最大の特徴だ。それによって、自動で生成されるスパムやノイズに対する悩みが解消され、溢れる情報の中から自分自身が本当に読みたいニュースやトピックに簡単にアクセスすることを実現している。
参考動画
Trove Demo from Trove on Vimeo.
(鬼頭正己:in the looop 編集部)
【関連記事】
- 赤ちゃんのための写真共有アプリ InstaB、マレーシア発のスタートアップが狙う目的特化型市場
- GoogleがMusic Timelineを公開、ユーザーのライブラリにある音楽をビジュアライズ
- トルコの銀行Akbank、Windows PhoneアプリでARを実現
by in the looopニュース
-
赤ちゃんのための写真共有アプリ InstaB、マレーシア発のスタートアップが狙う目的特化型市場
-
一覧へ
-
【Facebook】アルゴリズムがまたまた変更!やっぱりテキスト投稿よりもリンク投稿が良いらしい!【ガイアックス】