車載情報システム(IVI=In-Vehicle Infotainment)の進化は著しい。自動車をインターネットに繋げることで新しいサービスが続々と登場している。

 

日本の自動車メーカーでは、マツダの「Mazda Connect(マツダ コネクト)」が、Facebook、TwitterなどのSNS機能や、世界4万局以上の中から好みの番組を選択できるインターネットラジオ、ハンズフリー通話、ナビゲーションなどの機能を備えているという。

 

米Forbes米The Vergeなどの報道によると、米ドミノ・ピザと米フォードモーターが協力し、ファーストフードでは初となるeコマースアプリを開発した。ドミノ・ピザのスマートフォンアプリに登録したカスタマーは、フォード・モーターの車載システム「Ford Sync AppLink」を使うことによって、車内からハンズフリー、音声コマンドでピザを注文することができるようになる。注文の確認や変更も可能だ。フォード・モーターは今後、300万台以上の自動車にFord Sync AppLinkを搭載し、さらに車外とのシームレスなコミュニケーションの実現を目指す。

 

 

米国勢調査局によると、米国では自宅以外で働く約80%の人が自動車を通勤手段としている。その中でも、通勤にかかる時間が1時間を超える人は約1,000万人にのぼり、多種多様な企業がオフィスや住宅以外の可処分時間を埋めるためのサービス開発を激しく競い合っている。フォード・モーターは、人気のインターネットラジオ「Pandora」上で、自動車の車内でしか聞くことができない広告配信にも注力する予定だという。

 

参考動画:

 

(鬼頭正己:in the looop 編集部) 

 

 

 

 

 

 

 

 


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