8月に入り夏も本番、夏らしい季節感のある地方の観光地や旅行をテーマにした投稿は依然人気を集めますね。
また、地方の観光情報を配信するなどする自治体の町おこしのためのFacebookページ活用は度々話題に上ります。
そこで今回は、Facebookや自社メディアを活用した「日本の島々のFacebookページ」をメインにご紹介します。
季節のコンテンツや地域の特色がよく伝わるページ、地域復興をテーマに活動する企業・団体・自治体のFacebookページを中心に集めた5選。よろしければお目通しいただき、夏の島の雰囲気も楽しんでいただければ幸いです。
目次
日本の島々のFacebookページ事例ご紹介
-1.だから革命~淡路島スタイル~
-2.沖縄離島ガイド・プロジェクト おくなわ
-3.次は、八重山
-4.種子島そだち
-5.伊豆大島 / 島ガール
日本の島々のFacebookページ事例ご紹介
今回は、関東以南の島・離島の自治体がFacebookページを活用する事例と、夏に訪れたくなる島々のページを、わずかな事例数になりますが取り上げていきます。
諸島など複数の島の情報をまとめたウェブサイトと、それぞれの島のFacebookページを連動させる活用や、コンテンツを島別により面白く見せるための工夫が様々に伺えました。
1.だから革命~淡路島スタイル~
まずは、一般社団法人淡路青年会議所の自治体主催のFacebookページ「だから革命~淡路島スタイル~」です。淡路島イチオシの情報・魅力を全国に広げようという取り組みの一環で、Facebookページを立ち上げました。
このページが立ち上がって間もなく開催されたフォトコンテスト「淡路島のイチオシ コンテスト」は、町を上げての町おこし企画。
淡路島の魅力をユーザー目線のコンテンツとして収集し、情報発信・共有するというものです。
コンテストへの投稿作品数は555件、ファンの投票数は12,601件という好反応を第1回目のキャンペーンで獲得しました。
立ち上げからのこのFacebookページ活用と盛り上がりは、今後の淡路島の町おこし活動に期待を持たせます。
2.沖縄離島ガイド・プロジェクト おくなわ
こちらは沖縄県の5つの離島(粟国島・渡名喜島・北大東島・南大東島・多良間島)を集約して情報発信する「沖縄離島ガイド・プロジェクト おくなわ」のFacebookページ。
これらの離島は、沖縄諸島のなかでも人や物の行き来が最も少ない島だそうで、もっと島の魅力や文化・歴史などを知ってもらいたいと「おくなわプロジェクト推進協議会」が主幹となって「島おこし」Facebookページを運営しています。
こちらのサイトとFacebookページは、5つの島それぞれのFacebookページを所有、運営しています。
(各島々のFacebookページ :粟国島・渡名喜島・北大東島・南大東島・多良間島)
離島の「まとめFacebookページ」といった作りで、島個別のページでも地元の島民しか知らない情報や美しい情景など、魅力的なコンテンツが日々配信されています。
3.次は、八重山
こちらも沖縄の島おこしを目的としたまとめFacebookページ「次は、八重山」。八重山諸島の11の離島の情報をFacebookページとウェブサイトを活用して発信しています。
主催は一般社団法人石垣市観光交流協会さんと沖縄観光コンベンションビューローさんと、諸島の市町です。
ウェブサイトの「次は、八重山」は、それぞれの島の見どころや食事・レジャーの案内のほか、宿泊施設の一覧情報が掲載されているなど、観光客が知りたい目線の情報で構成されています。
4.種子島そだち
鹿児島県の種子島の情報発信Facebookページ「種子島そだち」とウェブサイトをご紹介します。
こちらのページは個人の方が運営されているようですが、種子島をテーマにしたFacebookページのなかでは、最もいいね!を獲得しています。
ウェブサイト「種子島そだち 種子島に生きる人々の日常、食べ物、風景、をお届け」では、管理人の方が島の情報をコラムに編集して配信されています。
種子島の魅力や島内での文化・出来事を独自の目線で紹介しており、コラムの作り方や見せ方などは、とてもおもしろく読むことができます。
管理人自身がつづる読み応えあるコラム
コラムのなかに、コンテンツ作成のコツに触れた内容も公開されていました。
こちらのコラムから、筆者が個人的に気になった管理人の方ですが、離島経済新聞(*1)に、インタビュー記事が掲載されていました。
ありきたりの表現ではない管理人ご自身が自分の言葉で伝える島の魅力は、「種子島そだち」ページ訪問者の印象に残るものがあります。
(*1)
「離島経済新聞」は国内約430の小規模の島々を取り上げる離島専門メディアです。こちらも離島関連情報、コンテンツ、その見せ方が豊かなウェブサイトです。
5.伊豆大島 / 島ガール
伊豆諸島をテーマにしたFacebookページのなかでも、ウェブサイト「伊豆大島ナビ」に連動する2つのFacebookページをご紹介します。
まず、伊豆大島の観光情報を配信するFacebookページ「伊豆大島」。投稿はほぼ毎日ないし数日間に1回はあり、積極的な運用姿勢が伺えます。
ウェブサイトとFacebookページで充実したコンテンツ配信
公式ウェブサイトはこちらの「伊豆大島ナビ」で、東京湾の海上交通路や観光船を運営する東海汽船さん企画・監修のウェブサイトです。
「伊豆大島ナビ」では、「島人focus」や「雨の日の楽しみ方」など、伊豆大島という一つのテーマを通常とは違った側面から見たコンテンツに工夫を感じます。
若い女性にフォーカスした「島ガール」
また、伊豆大諸島を舞台にした「島ガール.com」という、若い女性向けのウェブサイトと、そのFacebookページ「島ガール」も立ち上げています。
「島ガール.com」のFacebookページもあり、伊豆諸島への観光客を引き込むためのターゲティングとそれにマッチさせたコンテンツ企画、ウェブメディアの活用が見られます。
最後に
今回は、日本の「島おこし」をテーマにしたFacebookページとその公式サイトの活用事例をご紹介しました。
夏休みをこれから取られる方もそうでない方も、写真などから夏らしい気分を感じて一息入れていただいたり、ソーシャルメディア活用やコンテンツ制作などのヒントにしていただけたらと思います。
以上『企業こそ支援したい夏の「島おこし」!地域復興のためのFacebookページ&ウェブサイト活用事例5選【日本の島編】』でした。
※元記事 :http://gaiax-socialmedialab.jp/facebook/253
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