ソーシャル時代の「イベント」と、新しいつながりのカタチ
このブログ in the looop では、ソーシャル時代に会社が、社員がどう生き残るか、というテーマが議論されてきました。先日の「エンタープライズソーシャルの効果とは?」では、”オープンな会社になる”ことが問われている、という主張もありました。
さて、オープンな姿勢で、顧客やコミュニティと関係を構築するために、どのような取り組みが考えられるでしょうか。
そのひとつの答えとして、私は「イベント」を取り上げたいと思います。
メジャーアーティストによる大規模なコンサートや、プロスポーツなどのいわゆる「興行」ではなく、数人から数十人規模の、同じ興味や関心によって集まるイベント。。。最近増えていると思いませんか?
例えば、IT業界には早くから「IT勉強会カレンダー」というサイトがあります。エンジニアによる、新しい技術を学ぶための勉強会が多いですが、コミュニティの活性化を目的としたものも散見します。
参考 : IT 勉強会カレンダー
この、イベントを通じて形成されたリアルなコミュニティに参加することによって、新しい知識や人脈を得て、本業にも役立てる、という流れは、IT業界の外にも広がっています。
イベントとリアルコミュニティ。知識と人脈の宝庫!
この流れは、ソーシャルメディアの普及とともに広がっている、とも言えるでしょう。
例えば、2012年にイベントプラットフォーム PeaTiXを利用して2012年に開催・販売されたイベントのチケット約10万枚について、約半数がソーシャルメディアからのアクセスでした。ソーシャルメディア経由でイベント情報を受け取り、実際にイベントに行っているのです。
イベントの参加者や目的、ジャンルやカテゴリも多様化しています。
「朝活」というコンセプトで、始業前に行われる社会人の自主的な勉強会は数多く開催されていますし、「100人で女子会をやろう。夢について話しあおう」というアイデアから開催された「100人女子会」というイベントもありました。
対外的にブランディングされ、影響力を持ち始めたものもあります。
例えば、NHKで特集され話題になっているTEDというプレゼンテーション・イベントは、アメリカで開催されていた小規模なサロンが始まりでした。このイベントは世界中に広がり、現在では、東京や京都でも、TED本体から正式にライセンスされたローカル版 TEDxTokyoやTEDxKyotoが開催されています。(運営に関わる人のほとんどがボランティアです。)
こうしたイベントを通じて醸成されたコミュニティは、知識や人脈の宝庫です。ソーシャル時代にオープン化した会社や社員にとって、ますます重要な意味を持つようになっていくでしょう。
ソーシャル時代のイベント主催者が集結!
ところで、業種やジャンルを超えたイベントの情報は、なかなか入手しにくいのが現状です。仮に情報がFacebookに表示されたとしても、イベントやコミュニティの魅力は「リンクとサムネイル」だけでは伝わらないもの。
そこで、(前置きが長くなりましたが、)このようなイベントやコミュニティに関わるものとして、素晴らしいイベントを一度に紹介したいと思っていました。
実際にそのイベントの主催者に会って、話をして欲しい、という考えから、イベント主催者を約30名集めたイベントを開催することにしました。
Event Festival Tokyo 2013
スピーカー (第一弾発表・順不同)
- TEDxKids@Chiyoda 青木竜太
- 100万人のキャンドルナイト 伊藤菜衣子
- ニコニコ学会β 江渡浩一郎
- Burning Japan・泡フェス2012 afromance
- LIGHT UP NIPPONプロジェクト 高田佳岳
- 徳島県神山塾 祁答院弘智
- Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN 西田誠治
- PowerWomen 宮本直美
- Startup Weekend リドンヨル
- 100人女子会 市岡麻美
- 朝活フォーラムin富山 永吉隼人
- 東京こども星レストラン 今西敦子
- ニコニコ学会β 岡本真
- 読書朝食会Reading-Lab 加藤たけし
- セミナー事務局の機知 菅原大介
- 出逢いの大学 千葉智之
- ジオメディアサミット 古橋大地
これから数回にわたって、注目のセッションの情報を紹介していきます。
是非このイベントに参加して、「ソーシャル時代のイベント」を主催する人達に、会いに来てください。
*4/30までは「早割り」料金にて参加が可能です。 http://eventfes.org
ひとこと(Looops岡村健)
最近、イベントに行くとよく見かけるPeaTiX。チケットの購入から会場の入場までペーパレスで利用できるサービスですがそのPeaTixさんのイベントって何なのかなと伺ったところ、普段、いろんなイベントをされている方々が一同に介したイベントをされるとのこと。イベントのノウハウはもちろん、こんなサプライズなイベントがあるんだ、と感じられるようなセッションも盛り沢山とのこと。僕も楽しみにしています!!!
peatix
">by 庄司 望
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