本日からin the looopさんでも記事を出させて頂くことになりました。
「EdTech」とは「Education + Technology」のことで、アメリカではオンラインで学習ができるサービスが急成長をしています。国内でも教育系のスタートアップ企業が増えるなど、今後サービスを提供する企業が増えていきそうです。
初回は、最近国内外で増えている「プログラミングを学べるサイト」についてご紹介します。
プログラミングをいざ勉強しよと思っても、どうやってはじめていいのかわからないという方は多いのではないでしょうか。
また、ITスクールなどで勉強しようと思うと、数十万円の費用がかかることが一般的で、なかなか手が出しにくいということも多いと思います。
そんな高額のスクールではなく、無料でプログラミングを学べるサイトがアメリカを中心にして増えてきています。中でも実際にコードをブラウザ上で入力したり、詳しい動画を見ることができるサイトが人気を集めています。
日本語対応しているサイトも少しずつ増えているので、ぜひこの記事を参考に試してみてください!
無料プログラミング学習サイト10選
まずは10サイトを個別に紹介していきます。
1.ドットインストール
「3分間でマスターする初心者向けプログラミング学習サイト」として展開しており、内容は全てYouTubeを使って学ぶことができます。
どこまで勉強したのかを記録する機能も充実しているため初心者にとっては学びやすい環境が整っています。
レッスン内容は、PHP、JavaScript、Ruby、Python、Javaなど幅広い言語がカバーされています。さらにスマホサイトを作るレッスンなど最新のトレンドも盛り込まれています。
まずはプログラミングがどういうものかを知りたいという人におすすめのサイトです。
2.Codecademy
こちらも世界的に有名なサイトです。少し前からTOPページのみ日本語対応を開始しています。
練習問題が毎週メールで送られてくるサービスとしてはじまりました。ブラウザ上でコードを書くエディタが用意されているため、特に環境を用意しなくても始められるようになっています。
問題を解いていくとバッジがもらえる機能もあるため、このあたりはゲーミフィケーション的な要素もあります。
言語はJavaScriptやHTML、CSSといったクライアントサイドの言語が中心でしたが、7月末からPython、Rubyにも対応しています。 また、一般のユーザーがレッスンを自作できるサービスもはじめており、今後プラットフォームのように発展していく可能性があります。
3.CodeStudy
インターンシップ・アルバイト求人メディア「JEEK」を展開する株式会社Techouseが運営しているサービスで日本語で学ぶことができます。
社会人でも使うことはできますが、もともとインターンシップ向けのサイトを扱っている企業ですのでメインターゲットは学生のようです。
Codecademyのようにブラウザ上だけで学習することができ、問題を解いていくと自分のレベルが上ったことを確認できる仕組みになっています。 言語はJavaScriptとjQueryがあり、クライアントサイド側の言語のみ扱っています。
4.code.9leap.net
株式会社ユビキタスエンターテインメントが運営しており、「ゲームプログラミング学習」に特化したサービスです。
Codecademyのようにブラウザ上でコードを入力すると、ゲームの画面が切り替わるようになっています。
問題の出し方は対話のようになっているため初心者でもわかりやすくなっています。 また、ユーザー自身がサンプルコードを使って簡単なゲームがを作成することも可能です。
5.Google Blockly
Googleが提供しているパズル感覚でプログラミングを学べるサービスです。タイピングなどは必要としません。
デモサイトを見て実際に使ってみるとわかりやすいです。 この画像の用に迷路が設定されていますので、「命令」と「状態」を指定してゴールまで進めるように組み合わせていくことになります。
プログラミングの言語などの書き方を覚えるというよりも、プログラミングの考え方を学ぶ際に使えるサービスと言えます。
6.Khan Academy
もとは数学、科学、経済など幅広いジャンルの講座を見ることができるサイトに、ブラウザ内で学習することのできるJavaScriptコースが加わりました。
講座の内容としては左にコードが表示され、右側にはグラフィックにこだわった独自のイラストなどが結果として映しだされます。
手書きで丸印をつけたような表現まで動画がするので、実際に講座を受けているかのような感覚で学習することができます。
7.Codeschool
ブラウザ内で学習できるサイトで、 有料版は月間25ドルかかりますが一部のコンテンツは無料で利用することができます。
他のサイトとの比較として、非常に動画の質が優れているという点があります。コードを入力する前に動画を見るパートが用意されているのですが、ただ映像を流すだけでなく、あたかも目の前でプレゼントしているかのようにスライドなどが表示されます。
映像を見終わったあとはクイズに答える形式をとっており、正解するとバッジがもらえる仕組みになっています。
言語はJavaScript、Rubyがメインで他にWebデザインを扱った講座も用意しています。
8.Code Avengers
サイトデザインのインパクトが強いですが、こちらも質の高いサービスを提供しています。
映像を使ったコンテンツはありませんが、穴埋め方式で問題が出題されるので、その問題に対してブラウザ上で答えを入力すれば先に進む仕組みです。
言語はJavaScriptとHTML/CSSを扱っています。
9.LearningJar
Web開発者、Webデザイナー、オンラインマーケターに向けに学習プログラムを提供しているサイトです。
ユーザー自身が持っている知識や学習記録によってどんなものを学習すればよいかを提案してくれるようになっています。
ブラウザ上でコードを書くことができる機能はありませんが、動画を使って学ぶことができます。
言語はJavaScript、Rubyなどが用意されています。
10.TheCodePlayer
サンプルのページに対して、実際にどのようなコードが書かれているのかを時間を追って見て学べるサービスです。実際の様子を見ることで初心者でもイメージがわかりやすくなります。
また、できあがったコードを書き換えて、どのように表示されるかについても確認することができる機能もついています。言語はJavaScript、HTML5、CSS3がメインです。
まずは全体像を把握したいという方向けのサービスです。
各サービスの特徴まとめ
サービスごとに言語や扱う機能が違うため表にまとめてみました。全てを試す必要はありませんので、気になったものを試してみてください。
サービス名 日本語対応 動画コンテンツ コード入力 言語 ドットインストール ○ ○ × JavaScript、PHP、Ruby、Pythonなど Codecademy △ × ○ JavaScript、Python、Ruby CodeStudy ○ × ○ JavaScript code.9leap.net ○ × ○ JavaScript Google Blockly × × △ なし Khan Academy × ○ × JavaScript Codeschool × ○ ○ JavaScript、Ruby Code Avengers × × ○ JavaScript LearningJar × ○ × JavaScript、Ruby TheCodePlayer × × ○ JavaScript※コード入力はブラウザ上でコード入力できる機能を用意しているか
今回ご紹介したサイトを参考にぜひ勉強してみてください!
[元記事]プログラミング初心者でも安心!無料プログラミング学習サイト10選
by EdTech [エドテック]