ITと知財

OSSを「利用」するときの注意事項 part2

2017/01/28 14:55 投稿

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  • 著作権
  • OSS

■OSSライセンス類型


①コピーレフト型・・・licenseeが再配布する際に、改変部分のソースコードの開示が義務付けられます。例えば、GPLやMPLなどが該当します。

②非コピーレフト型・・・コードを非開示できます。BSDや、Apache License2.0が該当します。


例えば、Androidは、OSSライセンスとしてApache License2.0を採用している。

https://developer.android.com/legal.html


※Apache License2.0については以下。

http://www.apache.org/licenses/LICENSE-2.0




■OSSを利用する際のリスク

企業における研究開発において、他社のOSSを利用するリスクとしては以下が考えられます。


・問題発生時に自力解決が必要(サービス提供の打ち切りリスク)

・ライセンスによっては再配布時のコード公開が要求される(違反した場合のリスク)

・他社の知的財産権の侵害(OSSだからといって知財補償がなされれているわけではない)

・不明確な品質



■OSS化する際のリスク

逆に、自社製品をOSS化する際のリスクとしてはいかが考えられます。

・コードの開示による情報/知的財産権の流出

・他社の知財権の侵害(損害賠償)



■リスクをヘッジする方法

企業がOSSとかかわる場合は、


 OSSを利用すること/OSS化することのビジネス上のメリットとデメリットを比較

 ビジネスモデルにとって適切なライセンス形態を採用(知財/法務担当者と相談)

 情報の流出/他社知財権の侵害チェック


を行う必要があります。


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