「たこ焼き」の起源と発祥
大阪を代表する名物料理「たこ焼き」ですが、その起源は「明石焼き」と言われています。
明石焼き(現在は玉子焼とも呼ばれています。
卵と浮粉や沈粉とよばれる粉、小麦粉、タコ、だしを混ぜて丸く焼いたものです)。フワフワした食感とだし汁につけて食べる点がたこ焼きとの違いになります。
明石焼き
明石焼きは江戸時代か明治時代から始まっていると言われ、(明石焼き)⇒(ちょぼ焼き)⇒(ラヂオ焼き)⇒「たこ焼き」になったと言われています。
ちょぼ焼き
「ちょぼ焼き」は大正時代に生まれた料理で、小麦粉を水で溶いたものに、紅ショウガやこんにゃくやジャコエビなどをいれて、丸く焼いたものをいいます。「ちょぼ」の意味は少しという事です。
「ラヂオ焼き」はダシでといた小麦粉に、スジ肉やこんにゃくをいれて丸く焼いたもので、見た目はたこ焼きにソックリです。大阪西成の「会津屋」が発祥と言われています。
(左)ラヂオ焼き(右)会津屋
「たこ焼き」の作り方
「たこ焼き」の作り方ですが、小麦粉の生地の中にタコ(主にマダコ)と薬味を入れて直径 3-5cmほどの球形に焼き上げる。 お好みで紅ショウガ、青のり、鰹節を。
大阪では一家に一台、たこ焼き器があり、月1回程度は自宅でたこ焼きを作るほど愛されていますが、店舗数も日本一で約3400店舗ほどあります(東京の2.5倍)。
その中で人気たこ焼き店を5店舗リサーチしました。