これまでさまざまなモノを試してきた40代。
審美眼が養われた今だからこそ、人生を豊かにしてくれるホンモノと出会いたい…。
そんなテーマをもとに、ここでは男の格をワンランクあげてくれる、「ホンモノの逸品」を紹介していきます。

第2回目は「万年筆」。
最近では使う人が少なくなってきてしまっていますが、紳士たるもの1本は所持しておきたい定番アイテムです。
ボールペンとは違った、万年筆ならではの楽しさなどを紹介します。

「マイスターシュテュック 149」

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万年筆ブランドでもトップの知名度を誇る「モンブラン」の定番型である「マイスターシュテュック」シリーズ。
その中でも、1924年に発売された「マイスターシュテック149」は世界中の作家たちを始め、モンブランの筆記具の歴史の中でも、最もファンの多い万年筆です。

通常の万年筆は大体ペン先が3種類程度ですが、マイスターシュテュックのペン先の種類は8種類と多く、最も自分のタッチに合った、書きやすいペン先を選ぶことができるのが最大の特徴。

装飾も手作業によってひとつずつ磨き上げられ、使い込むほどに手に馴染み、上質な書き味を実現。
重厚感あふれる黒いボディに18金プラチナ装飾のペン先が、なんとも品のある高級感を醸し出してくれます。

ちなみにペン先に刻印されている「4810」の数字は、モンブラン山の標高である「4810メートル」のこと。
このようなディテールひとつへのこだわりも、壮大なストーリーを感じさせてくれる要因のひとつですね。

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