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【劇場版】『艦これ』感想!ネタバレも有。

2016/11/30 12:11 投稿

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 ※はじめに、艦これは数年放置していて、たまに大型戦艦製造するだけ、
アニメは全部鑑賞済みの上でのレビューになります。
ネタバレ有りの感想になるため、これから劇場に足を運ぶ方はブラウザバック推奨。
 
 劇場版艦これ、大阪公開初日に鑑賞してきました。
高校時代の同級生に偶然のエレベーターで居合わせたりした驚きもありました。
 
「映画的には満点! 内容的には良かった!」という感じでした。
レビューは感想だけ見ていただいた方がいいかもしれません。
 事前予想なんてものは、当たったら自分も展開考える力はあるんだ!とか
外れたら外れたで楽しめるという感覚を味わえるかもという歪んだ楽しみ方ですよね。
 別にこれを書いてて「俺凄いやろ」とか、そういう感情は一切ありません。
文章にして見返してみると「自分はこのコンテンツをこんな風に見てるのか」と、
さらに客観的にみることが出来る楽しみ方もできます。
他の方のレビューも読み漁りたいですね、同じものを観た人は
こんな風に感じてるんだ!と共有や共感できるようで面白いです。

●事前予想●
1吹雪は轟沈するだろう。
(※帰還という映画のED歌詞を全体を見た時によりいっそう感じました)
2如月さんがいかなる手段で再登場し助けを施してくるはず。
(※敵になってるけど、思い出して吹雪を覚えていて助けてくれるとか。)
3全員誰も死なない という予想を立てていました。
(劇場鑑賞前に、アイアンボトムサウンドの意味知ってたら逆に考えてたかもしれません)

1は劇場版というインパクトを与える事が必須であるコンテンツにおいて
衝撃といえばなんだろうと思った時に、やはり主人公轟沈が誰もが真っ先に思い浮かぶと
思います。2はテレビ版を挽回させるため、ファンを納得させるためには
再登場するんじゃないだろうかと考えました。むしろアニメ版を含めて劇場版への
伏線で最初から全て流れが出来ていたなら凄いと思います。
3は今の時代の流れと、長期間コンテンツでキャラクターを愛する人が多い中
これをやると確実に炎上するし、劇場版としても評価が落ちるだろうという考えからです。
逆に1回だけの劇場で派手にやってやろうタイプだったならさらに劇場版という枠を使って
ハチャメチャになってた可能性もあったかもしれません。一度だけでしょうし。

●感想●
良かった点
・劇場版としての動き・キャラクターの心情描写・構図と音の迫力。
・公式設定では曖昧な設定を、劇場版により明確化させた事。
・90分という時間制限の中での起承転結。
・声優さんの迫真の演技

悪かった点
・後から明らかになる事実が辻褄合わせのためだけに、後だしジャンケンのように
無理に重要戦艦に設定を追加した印象(実は前の記憶がある等)
・劇場版の真の主人公はあの二人、吹雪は引き立て役。主人公とは?
・基本的に劇場版でありながら、世界事情は何も解決していない。

劇場ものとしては文句の言いようがない、いいもの観れた!という感じでした。
ただ、劇場版という単語に対する捉え方にもよる事をこの後言うのですが。
 感動やら壮大なEDだし悲惨な事にはならなかったね で騙されてますけど…
基本的にあの世界の根幹的な「問題」については、なにも解決していない!
と感じました。楽園追放の時も同じ感情を抱いたものです。

「キャラクター達の心情改善」による解決をもって解決とするなら問題無しです。
しかし、艦これという世界において、深海棲艦と艦娘達が浄化後、
取り巻き問題は何か変化したのでしょうか?…結局はそのままです。
 ただ、今僕が書いている「解決」を劇場版でやったとするなら
「艦これ」というコンテンツはこれを持って終わりです、という明確な事情や、
時代の流れがある場合しか描けない問題だとは思います。

つまり、劇場で艦これと深海棲艦を取り巻く環境を「解決」し平和になった場合。
現実の提督達にも少なからず影響が出るのは想像できます。悪く言うとオワコンに近づく。
「公式では戦い終わらせたのに、俺たち提督が彼女達を戦わせていいのだろうか」
「2次創作でまた争わせるなんて酷だ」なんて人も出てくるかもしれません。
その結果、艦これというコンテンツは少しずつ沈静化して、2次創作で活発に
艦むす達の日常モノが基本形になるか、競技をし始めるなんて展開になりそうではないですか。勝手な推測なので大分間違った捉え方してるかもしれませんが、ご勘弁下さい。

何も解決していないとは書きましたが、以上の理由から仕方ないとは思います。
 これからも存続コンテンツであるため、提督達のモチベUPへ艦これ世界設定
のカラクリを少し知るための劇場版&カッコ可愛いい艦娘たちを愛でる意味合いでの
劇場版として見れば恐らく満点なのではないでしょうか。むしろ、
「事情を解決してはいけない」以上、これより良い描き方は無かったとも思います。

何も知らない艦娘達が、世界のカラクリを知った時、自分達の存在意義をどう考え、
どう動いて行こうとするのかを「劇場版」という枠を通して知れる事は、
艦これにわかだとしてもとても興味深く、ありがたい映像表現だったと感じます。
たったアニメ3話分ぐらいの時間で、見ごたえのあるものが観れたと言えます。

アニメの補完も終わりましたし、劇場版第2幕はないでしょう。
「世界事情を解決してはいけない」わけですが、キャラクター達は世界のシステム
にこの劇場版で気がついてしまいました。そして「撃沈」ゼロを目指して戦い続けるわけですが…次章作ったら恐らく、平和になっちゃいますよね。
次章作るとしたら、どうするんでしょうね。

・いっそガルパンのように戦闘ドンパチさせ続けて、深海棲艦倒して仲間ゲット!の
誰も損しない繰り返しで轟沈0を目指しキャラ描写に力を注ぐってのもありですね。
全員取り戻すといいつつ、深海棲艦倒したら見たことない新キャラ登場させたりとか。
その場合劇場版ガルパン1~6章のようになりそうですけど。ただ予算がなさそうです。
そして根幹は解決させないという流れ。ヤッタネ!仲間が増えるよ!

・希望と絶望に別れたのなら、その両方を併せ持つ第3のNEW深海棲艦が現れ、
深海棲艦のままずっと味方になるという展開も熱そう、助けたい艦むす達
憎しみの深海棲艦・どちらも併せ持つ深海棲艦、深海棲艦も仲間を倒す事に戸惑い
キャラ描写にスポット当てるとか。公式設定が滅茶苦茶になるからダメか。

書いてて妄想気味になりましたが、もう一度しっかり見に行こうと思います。
シリアスですけど、心地良い。あの雰囲気は艦これ映画でしか味わえません。

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