信州大学の佐藤さんから、ヒヨコさんたちのその後の報告をいただきました!
皆さん、ぜひご確認くださいませ。

※一部スマートフォンから、記事を見たさ、画像が表示されない問題を修正しました。
 画像が見れなくご不便をおかけし、申し訳ございませんでした。

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視聴者の皆様
新年あけましておめでとうございます。
信州大学農学部食料生産科学科の佐藤さやみです。
早速ですが、ヒヨコたちがその後どうなったのかについてご報告いたします。
放送終了時は、
孵化後➡ピヨサブレ、ピヨの富士、ピヨサンブラック
孵化前➡ピヨ彦、モモ太郎、ピヨ隊長
のメンバーが生き残っていました。


《ピヨサブレ》
放送終了時、既に羽もふわふわで順調でした。
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そして今も元気に生きています!
大人っぽい表情をしていますね。
トサカらしきものも、生えてきています。
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《ピヨの富士》
放送終了時は足が少しおかしく、みんな心配していました。
ニワトリにとって足はとても大切な器官で、足がおかしいとすぐに死んでしまう事が多いのが現状です。
ピヨの富士は最初立ててはいたのですが、やはり足の影響で、この写真を撮った4日後に亡くなってしまいました。
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《ピヨサンブラック》
撮影終了時はとても元気で、このまま順調に成長するだろうと思われていたピヨサンブラックですが、残念ながら命を落としてしまいました。
ヒヨコはとても弱い生き物のため、元気に見えても急に状況が変化し、死に至ることがあります。
私たちもそのことを改めて思い知らされた、突然の死でした。
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《モモ太郎》
あと数時間で孵化するかどうかというところで番組が終了した、モモ太郎です。
殻の中からこちらを見ています|д゚)
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こんなに立派になりました。
今はこの箱を利用して飼育してはいないのですが、試しに入れてみたら、とても窮屈そうです。
順調に成長しています。
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《ピヨ彦》
ピヨ彦は撮影から2日後に、他の子に比べるとかなりゆっくり孵化しました。
体調がよくなかったため、遅くなってしまったのだと思われます。
そのため、孵化してから数時間後に亡くなってしまいました。
とても短い命でした。
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《ピヨ係長》
とにかく元気です。
無事に孵化し、今も他の2匹と一緒に暮らしています。
扉を開けたらバッととびかかってきて、常に脱走を試みているようです。
この写真を撮るために保育器の外に出したのですが、大暴れの末に脱走し、2分間研究室内を冒険していました。
これからの成長が楽しみです。
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《最後に》
撮影後は3匹が生き残り、3匹が亡くなってしまったのですが、6匹全員が生きてそろった時間があったため、写真と動画を撮っておきました。
私自身、皆様と孵化を見守るという貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
皆様の食べている鶏肉の裏側には、このように沢山の命があります。
料理を食べる時、この子たちのことを少し思い出して食べてみてください。
いつも当たり前の様に食べているものが、また違って見えるかもしれません。
ヒヨコたちを通して、皆様の中に何か残るものがあれば、幸いです。
ありがとうございました。
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信州大学農学部食料生産科学科4年
佐藤さやみ