MacOS環境においては、Wireshark1.8.x以降の環境で比較的簡単に無線LANのパケットキャプチャを行うことができます。Wiresharkを起動したらキャプチャオプション画面を表示してください。キャプチャオプション画面より、無線LANをキャプチャしたい無線インタフェース(例en0)をダブルクリックして、「Edit Capture Interface」画面を表示してください。そして、「capture packets in monitor mode」にチェックしましょう。これで無線LANインタフェースはモニターモードに変更になります(この際、今まで接続していた無線LANアクセスポイントとはdeassociateされてしまうので気をつけてください)。以降は普通にパケットキャプチャを行えば、無線LANフレームの取得が可能です。
ただし、フレーム形式はRadiotapヘッダーとなるため(IEEE802.11a/b/gまで)のフレームが取得できます。また、精度等もよくありませんが、気軽にキャプチャする方法としては有効だと思います。