あ、どうもこんばんは、いい大人達のオッサンです。
今回の記事は、いい大人達メンバーから泥だのう○こだの言われてしまった↓の写真の料理名の答え合わせとなりますよ。
それではさっそく、正解はー・・・?
「泥!」
「ちげーよ!」
ということで正解は「ふき味噌」! コメント欄での正解率は見事の一言、ちなみに「ふうき味噌」や「ばっけ味噌」も大正解、10ポイント獲得。各種ボケ回答には5ポイント、オッサン判断で「脳下垂体」には10ポイント進呈いたします。
ちなみにこのポイントは集めても別に良いことは無いもしくは、100ポイント集めると豪華賞品がプレゼントされることになっていながらもあと10ポイントのところでマイナス50ポイントを食らってオァー! ってなるアレです。
せっかくですので、我が家に伝わる「ふき味噌」のレシピもご紹介。以前の「しもつかれ」同様、人によって変わるものですので参考程度に。
材料は以下の通り。
●ふきのとう・・・適量
●塩・・・・・・・適量
●味噌・・・・・・適量
●砂糖・・・・・・適量
●にぼし出汁・・・適量
・・・基本的に私オッサンのお袋様は計量というものをろくにしませんので、分量について聞くと「食べたい分だけ」とか「適当」とか「しょっぱくしたかったら砂糖より塩を多く入れたらいい」といったようなプロフェッショナルな答えしか返ってきません。
ちなみに、ふきのとうは春の到来を味わえる山菜として有名ですが、野山の山菜の中でも特にふきのとうはそこの地主さんが楽しみに育てている可能性が高いので、近所のスーパー等で購入する方が無難。オッサン家は庭先に根付かせたものを毎年いただいているパターンでして、すべて採り尽さず、また採る時は根っこを痛めないようにすることで来年また生えてきます。
採れたての香りは格別、脳内春到来。
調理の手順としては、まず片手鍋にふきのとうが浸る分だけの水をいれて火にかけ、沸騰するまでにふきのとうを軽く水洗いしてそれぞれをざっくり縦に真っ二つに。鍋が沸騰したら、ひとつまみの塩とふきのとうを放り込み茹でること30~40秒。茹で終わったら冷水にさらしてアク抜きするが、苦味が好きな人はほどほどに抑えること。アク抜き中、大さじ山盛り一杯の味噌と、その半分の砂糖、大さじ一杯のにぼしの出汁をよく練り合わせておき、アク抜きしたふきのとうをみじん切りにしたものと合わせたら完成。
ちなみに、上記文章の各所にある分量や秒数ひとつひとつに関してはすべて、お袋様レクチャー時の下記会話内容を元にオッサンの補完がなされております。
お袋様「まずお鍋を用意するでしょ?」
オッサン「どの鍋使うの?」
お袋様「適当に」
オッサン「おぉ」
お袋様「そしたら水を沸騰させるの」
オッサン「水の量はどれくらい?」
お袋様「適当に」
オッサン「おぉ」
お袋様「茹でる前に、ふきのとうを2つに切り分けておくの」
オッサン「それはまたどうして?」
お袋様「・・・なんでかしらね?」
オッサン「お、おぉ」
お袋様「沸騰したら、塩とふきのとうを鍋に入れるの」
オッサン「塩はどれくらい入れるの?」
お袋様「こう・・・ぐるっと」
オッサン「は?」
お袋様「茹で終わったら水にさらして、アク抜きをするの」
オッサン「お袋様、その水の中に僕がさっき使ったマグカップが沈んだままですが」
お袋様「大丈夫よ」
オッサン「何が?」
お袋様「アク抜きしてる間に調味料を合わせるの、お味噌とって」
オッサン「味噌の分量はいかほどで?」
お袋様「適当に」
オッサン「もう少し具体的にお願いします」
お袋様「カレー食べる時にいつも使ってるスプーンを持ってきなさい」
オッサン「ここに」
お袋様「これで味噌を思い切りえぐって取れた分だけ使うのよ」
オッサン「期待してた具体例と違う」
お袋様「次は砂糖よ、スプーンの半分くらいかしらね」
オッサン「今お袋様が砂糖入れに突っ込んだスプーン、味噌べったりですけど」
お袋様「大丈夫よ、味噌に砂糖は着いてくるけど砂糖に味噌は残らないのよ」
オッサン「僕の理論が通用しない」
お袋様「味噌と砂糖に、にぼし出汁も少しだけ入れてよく練るのよ」
オッサン「スプーン一杯か、本当に少しだけなんですな」
お袋様「この小さな一手間を大切にすることが料理のコツなのよ」
オッサン「えっ」
・・・この適当さ加減で毎日美味いものをこさえるのだから、不思議です。もうすぐ春ですねぇ、えぇ。
あとそうそう、明日25日(水)は21:00よりチャンネル生放送やりますので、お時間ある方は是非!
※タイチョーの新しいあだ名考えて企画の優秀作品(?)発表は、次回オッサン更新時に!
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コメント
オカンってこういう生き物なんですよね…(失礼)
某マンガより
材料1人前
蕗の薹(ふきのとう)……5~6個 味噌……小さじ2 みりん……小さじ1 お酒……小さじ2 砂糖……小さじ2
レシピ
1. 蕗の薹を1~2分ほど茹でて水にさらした後、水切りしてみじん切りにします。
2. 味噌とみりんとお酒と砂糖を加えて火にかけて混ぜ、最後に蕗の薹を入れます。
3. 麦酒を用意して飲みます。(お酒は20歳を過ぎてから)
4. ……春。
長年の経験で慣れの中でやってる作業って
実際に数値にしようとする事が厳しいんですよねw
なんにしても伝統を文章に残すのは至難です
適度・適量・適当が蔓延する感の世界ですし。
職人が見て学べって言うのは実際正しいんです
「こうぐるっと」≠ひとつまみ
この意訳センスは凄いと思います
最後の出し汁、案外バカにならんものです。そこだけはお袋様の言うことが間違ってない。
(ID:337924)
私の祖母も適当な火加減、適当な分量でうまい食事をこさえてました。
家族間では、祖母の手から謎の出汁が出ていたのだろうという見解で一致しています。