あ、どうもこんばんは、いい大人達のオッサンです。
『死者の安息所』で新たなシャウトを手に入れるところからのスタート、その後はメインクエスト(外交特権)を進める予定でしたが、ニコニコ全体での異常量通信によるアクセス障害発生に伴い、サブクエスト&まだ見ぬ街マルカルス方面に見聞を広めるルートへと舵を切ったところ予想だにしないストーリー展開が待ち受けていたわけですが、皆様お楽しみいただけたでしょうか!?
新たな『声の力』を求めて潜り込んだ『死者の安息所』は、
次々にドラウグルが襲いくる、名ばかりの墓所であった。
そんな中、こちらを誘い込むように青い影が視界に映りこむ。
青い影に導かれ辿り着いた小部屋、そこには、
『オラフ王の詩歌』なる書籍を抱えた遺体があった。
生前の彼の名は『スヴァクニール』というらしく、
その詩歌は、オラフ王を侮辱する文言で綴られていた。
墓所最奥。
並居るドラウグルとともに姿を現す『隻眼のオラフ王』に対し、
我が復讐の時だと剣を向けるスヴァクニールの亡霊、
その戦いはスヴァクニールに軍配があがるが、
生前の彼らにどのような確執があったのか、それを知る術は私には無かった。
想いを果たし満足げに消えていくスヴァクニールを見届けた後、
本来の目的である『声の力』、『旋風の疾走』第2段階を習得し、
私は墓所を去ることにした。
・・・正直、新しいヤツが欲しかった。
ここしばらく友人の魔術師ジェイ・ザルゴと行動をともにしていたが、
過酷になるであろう今後の旅を鑑み、改めて私兵リディアと合流する。
その際、ザルゴが装備していたスチールプレートの鎧をリディアに渡した。
うむ、その、少しだけ目のやり場に困ったのだが、いずれ慣れるだろう。
リディアの各種装備を換装中、篭手装備が不十分であると気付いた我々は、
鍛冶屋・戦乙女の炉にて『ドワーフの篭手』を購入する。
そこに届いた1通の手紙。
いま思えば、これがすべての始まりだった。
ドワーフの篭手を『マルカルス』まで持ってきてくれれば、
多額の謝礼を支払う、と綴られた『カルセルモ』なる人物からの手紙。
見聞を広める良い機会だと、ホワイトランから西へと向けて出立した。
いくつかの山賊団を追い払い、のどかな村『ロリクステッド』を抜け、
マルカルスまであと一歩という時、ここで飛び込んできたのは、
鉱山作業員が武装先住民『フォースウォーン』に皆殺しにされたという話だった。
すでに嫌な予感はしていた、我々はここで引き返すべきだったのだろうか?
嗚呼マルカルス、この街は狂っている!
これが『この地域でどこよりも安全な街』なのか・・・!?
ここ『マルカルス』について、
私の知り得る範囲で歴史や成り立ちをまとめる。
情報の精査と取捨選択は読み手に任せたい。
スカイリム西端に広がる『リーチ』と呼ばれる地域、
その首都とも言うべき街が『マルカルス』であり、ここにも首長が存在する。
しかしその実、土地や産業、労働、政治にいたるまで、
豪族『シルバーブラッド家』が介入している形だ。
そして何よりここは、帝国と反乱軍の対立が始まった場所でもある。
マルカルスは、複数の勢力間で取った取られたを繰り返してきた戦火の地なのだ。
・恐らく最初はドワーフ達がいた、街の建造物はその遺産。
・いつしかドワーフは忽然と姿を消す、原因不明。
(この後に入り込んだ種族や歴史は不明)
・アルドメリ自治領(サルモール)との大戦の折、帝国はマルカルスを放棄。
・そこへ武装先住民フォースウォーンが侵入、マルカルスを制圧する。
・大戦で追い込まれた帝国が、アルドメリ自治領との休戦へ動き出す。
休戦の条件の1つに、タロス崇拝の禁止。(白金協定)
・マルカルス首長がウルフリックとノルド勢にマルカルス奪還を打診。
代わりに、ノルド勢に対し自由信仰を保証した。
・サルモールがマルカルスでのタロス崇拝に気付き、その解決を帝国に迫る。
・帝国と首長はサルモールの申し入れを断れず、ウルフリック達を逮捕した。
・この一件によりウルフリックは反乱を決意、ストームクローク結成へ。
・帝国と反乱軍の衝突の果て、ウルフリックが囚われ処刑のためヘルゲンに移送。
・そこに居合わせたOSSAN、ドラゴン乱入によりウルフリックともども逃亡。
・OSSAN、マルカルスに足を踏み入れる。(←今ここ)
出来事それぞれの年代や考証は歴史専門家に任せるとしても、
門外漢である私ですら、ここに血塗られた歴史があることは理解できる。
そして現代。
帝国&サルモール、反乱軍、フォースウォーンがそれぞれを
不倶戴天の敵と定める中、マルカルスでは事実に反して、
『ここにフォースウォーンは存在しない事になっている』のだ。
そんな中 暗躍する『シルバーブラッド家』の影。
それを掴みかけた時、マルカルス市警隊が『警告』を寄越してきた。
調査の結果、私がマルカルス到着時に目の前で起きた最初の殺人事件、
その被害者である『マルグレット』が、帝国の諜報員だったことが判明する。
『フォースウォーン』を押さえ込めていると豪語する『マルカルス』、
『マルカルス』を牛耳り反乱軍を支持する『シルバーブラッド家』。
それらを調査していた彼女は、それを好ましく思わない者の手によって殺されたのだ。
殺人を命令した者の名は、『ネポス』。
シルバーブラッド家の後援者として名を連ね、
地域一帯の労働者を取り仕切っている人物だ。
調査を重ねるほどに私に対する『警告』は激しさを増す一方だが、
ここまで平和的でないやり方をされれば、こちらも引き下がれない。
危険は承知のうえで、直接 彼らを問い質すことに決めた。
そして知ってしまった。
20年前、マルカルスを占拠していたフォースウォーン。
彼らをウルフリックとノルド勢が駆逐した際、
シルバーブラッド家はフォースウォーンの王『マダナック』の処刑を取り止め、
彼を人質に、生き残ったフォースウォーンを手駒として服従させたというのだ。
以降、シルバーブラッド家はマルカルスでの権威を磐石にすべく、
障害となり得るものすべてを、フォースウォーンに始末させてきた。
その汚れ仕事を担っていた者こそが『ネポス』とその部下だったのだ。
しかし今、その均衡が崩れた。
シルバーブラッド家に長年潜伏していたフォースウォーンが、反旗を翻したのだ。
騒動を聞きつけた市警隊に 事の顛末をすべて話すが、返ってきたのは、
『自分しか知らないと思っていたのか?』という言葉だった。
市警隊はシルバーブラッド家に買収されていただけでなく、
フォースウォーンの王『マダナック』とも取引をする間柄だったらしい。
私はそのまま、『マダナック』が囚われている監獄『シドナ鉱山』へと連行された。
『シドナ鉱山』は監獄でありながら銀の採掘所でもあり、
囚人は服役中、銀を掘り出すことで刑期を勤め上げる。
フォースウォーン首魁、ぼろを纏った王こと『マダナック』はそこにいた。
囚人達がここに連れてこられた理由は様々だ。
フォースウォーンだったから。
フォースウォーンだと誰かに言われたから。
首長に厄介者だと思われたから。
殺人の濡れ衣を着せられて。
新たに投獄される者が現れる度に、
違う一族と別の不正が登場する、とマダナックは言う。
今回の騒動で、私と、マダナック率いるフォースウォーン、
その双方に何かしら被害が出たことは間違い無い。
それを呑み込んだ上で、私とマダナックの怒りは、
『マルカルス』へと向けられる事となった。
彼らの脱獄計画に、私も乗る事にしたのだ。
監獄鉱山からドワーフの遺跡を抜け、
マルカルスへと飛び出したフォースウォーンは、
怒号とともに街中に血の雨を降らせながら、何処かへと消えた。
20年もの間 謀略を巡らせていたシルバーブラッド家、
その中心人物であった『ソーナー・シルバーブラッド』も、
ついには凶刃に倒れ、その遺体は死霊術により灰となった。
謀略を重ね、他者を虐げ、操り続けてきた男の末路であった。
これから先の『マルカルス』は安定した基盤を失い、
だが、誰が正義で、誰が悪という事はない。
見上げた空は鈍色で、雨がひたすらに頬を流れていった。
私はこれからどこへ行くのか。
その答えは次回、冒険記録 第12巻で語ろう。
・第6回(https://ch.nicovideo.jp/iiotonatati/blomaga/ar1858210)
・第7回(https://ch.nicovideo.jp/iiotonatati/blomaga/ar1860801)
・第8回(https://ch.nicovideo.jp/iiotonatati/blomaga/ar1863438)
・第9回(https://ch.nicovideo.jp/iiotonatati/blomaga/ar1864558)
・第10回(https://ch.nicovideo.jp/iiotonatati/blomaga/ar1867015)
次回 第12回目となる『スカイリム』生放送も長時間SPを予定、明日3月14日(土)は13:00からのスタートとなっております、よろしければぜひ、私オッサンの冒険にお付き合いください!
次こそはメインクエスト『外交特権』を進めたいところ・・・!
最後にお知らせ!
本日3月13日(金)は19:00より、メンバーのマッツァンによる『ファイアーエムブレム 風花雪月』生放送を予定しています、お楽しみに!
といったところで今回はこの辺で、明日のスカイリム生放送でお会いしましょう、オッサンでした!
コメント
コメントを書く(ID:17251772)
マルカルス公式HP「安全で平和、アットホームな街です^^住民募集^^」
(ID:14363916)
丸カルス良いとこ、一度はおいで!w
(ID:23443383)
早く次の街が見たい気持ちでいっぱいでした