OSSAN　著



『声』の道を悟らんとするグレイビアードの最終試練、
その突破の証となる『ユルゲン・ウィンドコーラーの角笛』は、
霊廟『ウステングラブ』に安置されているという。

霊廟というからには さぞ荘厳な墓所であろうと思ったが、
どうやら山賊やコンジュラー達に荒らされてしまっているようだ。
バチあたりな連中である、罰として財貨の類は私が接収しておいた。

霊廟の地下では、新たな声の力『霊体化』を得た。
一時的に『傷つけられないが傷つくこともない姿』になれるが、
透明になれるわけではないようだ、よこしまな考えをしてはならない。
緊急回避や、魔法を撃ち尽くした後のマジカ回復中に使えるだろうか。

霊廟最深部に到達、しかし肝心の角笛が見当たらない。
代わりに、友を名乗る人物からの謎の書置きが残されていた。
『リバーウッドの宿屋で屋根裏部屋を借りてくれ』・・・？
敵か、それとも味方か。


【この遺跡で分かったこと】
・感圧式トラップや崩れた足場は、シャウト『旋風の疾走』で突破できる。
・ジェイ・ザルゴの炎のマントを使うと爆発する。
・人間は、巨大な蜘蛛に頭を噛まれると死ぬ。






謎の書置きに従いリバーウッドに向かうと、
角笛を持ち去ったのは宿屋の女主人・デルフィンであることが判明する。

彼女が言うには、今スカイリムは次々にドラゴンが復活し始めており、
これを止めるにはドラゴンボーンの 力 が必要不可欠であるとのこと。
一方でドラゴンボーン出現の噂がサルモールの罠である可能性を考慮し、
先手を取って角笛を持ち去ることで、こちらの動向を窺っていたようだ。

そして、次に復活が予想されるドラゴンを倒せたなら、
こちらをドラゴンボーンと認め、知っている事をすべて話すという。

装備を整えた隠れ家を持ち、ドラゴンの動きを読み、サルモールを警戒、
霊廟ウステングラブを踏破でき、武装して一晩中 走り続ける体力を持つ。
明らかに彼女は、一般人とは違う。
クマに殴られてもお構いなしとは、走りながら回復させる身にもなってほしいものだ。


ドラゴンストーンをもとにデルフィンが推測する次のドラゴン復活地点、
カイネスグローブのドラゴン埋葬塚へと辿り着くと、
過去ヘルゲンで遭遇したドラゴン・アルドゥインが、
埋葬塚からドラゴンを復活させる瞬間を目撃してしまう。






アルドゥインによって復活したドラゴン・サーロクニルが襲い来るも、
アークメイジたる私の二連の衝撃の前には、ちょっとした空を飛べるトカゲである。
この 力 を得るためにウィンターホールド大学の門戸を叩いたのだ、
シャウトを使うまでもない、いや勿論、シャウトを使う余裕が無いとかではない。

サーロクニル撃破によりこちらを認めたデルフィンは、自らが、
ドラゴンボーンに仕えるドラゴン討伐組織・ブレイズの生き残りであることを明かした。
過去、ドラゴンボーンであった皇帝に仕えた時代もあるというブレイズ達は、
今日に到るまでの200年間、新たなドラゴンボーンを探し続けていたのだという。

サルモールの圧力に帝国が屈し、その結果 反乱軍との衝突が激化する今、
この騒乱が長引くほどに利するのはサルモールなのだからこそ、
ドラゴン復活の背景にサルモールあり、と睨むデルフィンは、
情報を集めるためにサルモール大使館に忍び込む手筈を整えるというが・・・。


不安に思いながらも準備をデルフィンに任せ、
グレイビアードに『ユルゲン・ウィンドコーラーの角笛』を届ける。
それを以てドラゴンボーンであると認められると同時に、
『揺るぎ無き力』の最後の言葉、『ダー（押す）』を授かった。

アーンゲール師 曰く、新たな『声の力』の在り処は、
帝国本拠ソリチュードの西、『ハグズエンド』という場所にあるらしい。
どうやら次の目的地が決まったようだ。






『ハグズエンド』は遠く、さらに見識の浅い地域。
まずは足場を固めるべく『ソリチュード』に向かうことにする。

その準備に際し、ウィンターホールド大学の同級生ジェイ・ザルゴに、
兼ねてより頼まれていた自作スクロールの使用感を報告した。
早い話が『爆発したんだが』と。

ジェイ・ザルゴの出方によっては、
自作の『毒にも薬にもなる毒』を飲ませてやろうと思ったが、
反応を見る限り悪気があったわけではないのだろう。
どうもこの男は飄々として憎めないところがある。

今後は級友として親睦を深めるべく、
これまで世話になった従者リディアと別れ、
しばらくこのジェイ・ザルゴと旅をしてみようと思う。


【殴り書きのメモ】
従者に装備を持たせたまま別れると、
装備をどこかにやってしまう可能性がある、との風の噂が届いている・・・。
リディア君に限ってまさか、そんなことは・・・。






ジェイ・ザルゴとともに、足がかりとなるソリチュードをめざす。
双方共に魔術師、後衛火力という立ち位置、
今までとは違う戦い方が必要になるだろう。

だが、お互いが距離をとって戦うのであれば、
大火力かつ範囲攻撃である精鋭魔法3種も、
今後は使いどころが出てくるかもしれない。

新たな力、そして精鋭魔法は世界に通じるのか。
遠方の地『ハグズエンド』で待ち受けるモノとは。
従者リディアに持たせた装備品の行方は。


その答えは次回、冒険記録 第10巻で語ろう。

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　ゲームプレイ後は、アフタートークタイムへ。