栞菜＆船岡咲ら美少女たちが舞台『アリスインデッドリースクールビヨンド』に対する想いを語る！:アイドル誕生！NEWS: アイドル誕生！チャンネル(アイドル誕生！NEWS)

ガールズ演劇カンパニー・アリスインプロジェクトの最新作、舞台『アリスインデッドリースクールビヨンド』（上演：2015年8月12日～23日）の記者発表会が行われ、キャストの面々が登壇した。

2015年7月26日（日）池袋・エミココカフェ

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　2013年の再演に続き、今年3月に大阪、6月に名古屋でも上演され大好評を博した、アリスインプロジェクトの旗揚げ公演にして再演希望No.1である舞台『アリスインデッドリースクール』の世界感をさらにバージョンアップさせたシリーズ最新作である同作。

　演出に扇田賢氏（Bobjack theater）を迎えて、元℃-uteの栞菜、日テレジェニックの船岡咲がW主演を務め、元SKE48の山田恵里伽、ドラマバラエティ番組『実在性ミリオンアーサー』やファッション誌のモデルとして人気の楠世蓮、ワッチミーナの大蔵愛、改名し心機一転のさいとう雅子と持田千妃来など、注目のアイドル若手女優など女性キャスト総勢23名が出演。動く死体に襲われ、学校の屋上に逃げ延びた少女たちの生と死、そして夢を描く。

　記者発表会では演出の扇田賢氏やキャストの面々から見どころや意気込みを聞いた。

◆今作はどんな作品ですか？

扇田賢「今までの作品で匂わせてきた要素を踏み込んで話すという内容で、基本的には今までやってきたものと同じ流れではあるんですが、ビヨンド（＝（場所）…の向こうに、（時）…を過ぎて）ということで、設定が変わっていたり、それぞれの関係性に新しい要素を取り込んだりしているので、最初に（台本を）読んだときに、メインストーリーはまったく変わっていないんですけど、与える印象は違うんじゃないかなっていうのが正直な感想です。さらに、ここから続いて行くシリーズだと思いますので、この要素が次にどうつながっていくのか、面白い作品だと思います」

◆今回でシリーズ5度目の演出ですが、今回ならではの演出はありますか？

扇田賢「過去の作品を見て、変えていこうかなと思ったんですけど、それだと受け身の演出になっちゃうと思ったので、見るのをやめて自分がやりたいことをやろうと思って、稽古場ではみんなに『ヒーローになるな』と言っています。危機的な状況ですとヒロイスティックな気持ちになるんですけど、そういうのはやめて、等身大の女の子たちが友だちを助けるときにどういう思いになるのか、そういうことを考えてほしいなと思っていて、すでに垣間見えているんですけど、かなり生っぽい作品になるんじゃないかなと思います」

◆稽古場の雰囲気はいかがですか？

扇田賢「今回、すごく期間が短くて、まだ稽古が始まったばかりで、まだ段取りを付けている状態ではあるんですが、その段階からみんなどんどんやってくれています。僕は涙もろいんですけど、彼女（栞菜）が泣いている顔が苦手で、もらって泣いちゃうんですよ。なのでいつも台本見ながら音だけ聞いているんですけど、すでに稽古で何回か泣いていますね」

◆そんな栞菜さん、今回はW主演ですがいかがですか？

栞菜「東京の初演と再演で、日替わりゲストとして出演していたので、どちらも作品を見ていますし、信子（船岡）と優（栞菜）の関係性も見ているので、まさか自分が優ちゃんをやれるとは思っていなくて、じかも相方が普段からよく共演する船岡で、新しい2人の関係性が作れたらいいなと思いますし、扇田さんが言っていたように、今回の稽古場の環境がすごくよくて、みんなガツガツお芝居を掴んでいく感じとか、なかなか女の子だけではない空気感で、すごく楽しくやらせてもらっています」

◆同じく、W主演の船岡さんもお願いします。

船岡咲「私も東京の前作で日替わりゲストだったので、自分が信子だと思っていなくて、どちらかというと、栞菜と私の関係性は逆で、普段は私がボケで栞菜がツッコミなので、私はツッコミ役に徹しようと思って、最近は普段からツッコんで過ごしています」

栞菜「ツッコまれたことないけど…（笑）」

扇田賢「そう聞いていたので、あえて逆にしました」

◆楠さんも意気込みをお願いします。

楠世蓮「紅島は不良の役なんですけど、金属バットを振り回してゾンビを殺すような描写はないんですけど、そういう想像するのが難しくて、今回アリスさんは初めてで、若い女性だらけの座組みが初めてで楽しくて可愛くて、いつも目のやり場に困りながら演じているんですけど、暴れん坊の役なので段取りの段階で脚にアザができたりしています。だけどもっともっとみんなと仲良くなって、質の高い舞台にしたいと思います。楽しみにしていてください」

◆さいとうさんはいかがですか？

さいとう雅子「前作の『アリスインデッドリースクールオルタナティブ』（東京公演）に出させていただいたんですけど、そのときは生徒会長という役で、（今回の）台本を開いたときにちょっとお話の内容も違うなと思ったので、アリスさんやデッドリーを見てくださった方がビヨンドを見ても、違った内容だと思って、違う目線で見られると思います」

◆持田さんお久しぶりです。

持田千妃来「外部の舞台はちょうど1年ぶりになりまして、事務所も変わったので、今回から本名で始動しようというところです。今はとっても新鮮な気持ちで取り組ませてもらっているんですけど、学校でも普段芝居の練習とかしているので、レベルアップした私を見てほしいなと思いますし、今回の現場は演技経験豊富な人がたくさんいて、毎回、稽古でたくさんの刺激をもらっているので、私も本番までに完璧な芝居ができるように頑張りたいなと思います」

◆花梨さんもお願いします。

花梨「今回、花梨の大好きな栞菜さんと咲っちょちゃんと一緒で、しかもちーちゃん（持田）も一緒だから、すごく楽しいです」

◆アリスインアリスは？

花梨「アリスインアリスの曲がデッドリーに使われているんですよ。だから楽しみだなあと思います」

◆近藤そらさん、意気込みをください。

近藤そら「今回、私は舞台も演技も初で、演技経験豊富な方が多い現場なので、皆さんに刺激をもらって毎日楽しく稽古をしています」

扇田賢「今回、初演技が2人（近藤、長南）だけなんですけど、現場の雰囲気が初心者だと言っていられない雰囲気なんですよ。とりあえず声を出さなきゃいけない雰囲気で、彼女（長南）もすごく声が小さかったんですけど、軽く通したらみんなの乗せられて大きな声が出て、すごくいい現場だなと思います」

◆声出せていますか？

長南舞「はい、頑張っています」

舞台『アリスインデッドリースクールビヨンド』

【日程】

2015年8月12日（水）～ 23日（日）＜全16公演＞