大丸・松坂屋『AKB48コラボおせち』発表会が行われ、AKB48の渡辺麻友、柏木由紀、加藤玲奈、向井地美音、大和田南那と、日本料理研究家の吉田麻子さん（吉は土に口）が登壇した。
2014年9月21日（日）アキバプラザ
本プロジェクトは、大丸・松坂屋が行う“若者の和食（おせち）離れ”に対する取り組みで、プロジェクトには会見に出席した渡辺、柏木、加藤、向井地、大和田のほかに、高橋みなみ、木崎ゆりあ、武藤十夢の計8名選抜され、日本料理研究家の吉田さんからおせちの由来や調理法、味付けに至るまでしっかり勉強し体当たりで挑戦。『AKB48あけおめおせち』と『AKB48ことよろおせち』を完成させた。
発表会ではそれぞれが関わったおせちについてのエピソードを紹介。“鶏の八丁味噌焼き”と“エリンギとカニカマと牛蒡のマヨネーズ和え”を担当した渡辺は、「肉料理がすごく大好きで、吉田先生が試食のときにいくつか味のパターンを用意していただいたんですけど、その中でも八丁味噌のこれがとても美味しくて即決しました。味が濃いものが好きなので、私好みの味になっています」。「お肉のほかにキノコも大好きで、先生が提案してくださったものに、「カニカマを入れたらさらに良くなるのでは」と提案させていただきました。おせち料理には珍しいマヨネーズの味付けがポイントで、若者の方にも美味しく味わっていただけるような味付けになっています」。
“海老艶煮”と“数の子味噌漬”と“海老の白ワイン煮”と“スモークサーモンオリーブ巻き”を担当した柏木は「海老も数の子もサーモンも全部好きな食材で、海老は二品あるので特に海老の白ワイン煮は大人で洋風な味付けにしたいと先生と相談しました。この中で私が最年長だったので、大人の方にも楽しんでいただけるようなものにしました」。
“干し椎茸旨煮”と“梅花人参”と“慈姑松笠旨煮”と“竹の子土佐煮”を担当した加藤は「煮物がすごい好きで、一番ダシを使っていただいたレシピを教えていただいて作らせていただきました。私的には竹の子が一番のポイントで、竹の子の色んな場所を試食したんですけど、下の方を使うことで食感があります」。
“胡麻田作り”と“胡桃田作り”を担当した向井地は「胡桃のほうは、私のお母さんがお家のおせち料理にいつも作ってくれていて、それが私は大好きだったので、今回提案したら先生もいいねって言ってくださったので決まりました。なので、向井地家のおせちが入っています。味は少しピリッとしているんですけど、胡桃の甘さとマッチして、すごく美味しくなっています」。
“マンゴーなます”を担当した大和田は「私はマンゴーが好きで、「なますにマンゴーを入れたいです！」って提案したらすごいビックリされたんですけど、考えてくださって、試作品を食べたらすごく美味しかったですね。ドライマンゴーと酸っぱめのなますで不思議な味がして美味しかったので、いいものができたんじゃないかなと思います」と、それぞれ紹介した。
そして渡辺は、「最近は日本人の和食離れが深刻になっていて、皆さんお正月におせち料理を食べないという方がとても増えています。なので、来年お正月は私たちが一生懸命考えました『あけおめおせち』と『ことよろおせち』を家族みんなで食べて、日本の伝統と文化を忘れないようにしましょう」と訴えかけた。
また、おせち選抜に選ばれた理由を聞かれると渡辺は「詳しくは聞いていませんが、メンバーの中でも特におせち好きなメンバーが集まったんじゃないかなと思います（笑）」とコメントし取材陣を沸かせ、柏木は「おせち選抜という言葉を今知ったんですけど、選抜ってうれしいですね」と笑顔を見せた。
選抜にかけて先日発表されたAKB48 38thシングルについて聞かれ、Wセンターの渡辺は「今回はHKT48の宮脇咲良ちゃんとWセンターに指名していただきまして、ここにいるメンバー全員入っていて、次のAKBの時代を担う若手の期待の子たちが沢山入っていて、これからより新しいAKBの時代を作り上げていけるように精一杯センターとして頑張りたいと思います」と意気込みを語り、宮脇と同じ鹿児島県出身の柏木は「さくらたんはザ・アイドルというか、ひたむきに前向きに頑張っていたイメージがあったので、そういう子が報われて、しかも同期のまゆゆもWセンターの一人なので、陰ながら応援して盛り上げて行けたらなと思います」と控えめなコメント。
最後に小嶋陽菜の卒業話になり、“小嶋さんを含めておせち料理を食べたい？”と聞かれると、メンバーは「もちろん！」口を揃え、“では、あと4か月はいてほしいですね”と取材陣に振られると「もっといてほしい！」と即答していた。
『あけおめおせち』と『ことよろおせち』（各10,800円＜税・送料込＞）は、2014年10月1日（水）～12月10日（水）で全国の大丸および松坂屋、大丸松坂屋オンラインショッピングにて予約受付。
■大丸松坂屋オンラインショッピング→http://www.daimaru-matsuzakaya.jp/sitectgry/actionNameTxt/siteCtgry/cc/1/shc/111/scc/103
（取材・記事・写真：風間直人）
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