語り処_2017.05.29目次
1.ひとことオピニオン(憲法改正は王道で論じるべき)
2.季節の話題(日米の信頼関係は草の根交流から)
3.ご質問を受けて(共謀罪について)
1. ひとことオピニオン
憲法改正は王道で論じるべき
安倍首相は5月3日、憲法改正を求める集会にビデオメッセージを寄せ、「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」と表明しました。過去にも、第一次安倍内閣では「私の内閣として憲法改正を目指していきたい」、第二次安倍内閣でも「第96条を改正して過半数で改憲できるようにすべきだ」などと、憲法改正についてその都度、思いつきのように一貫性のない発言をしてきました。
こうした言動をずっと見聞きしてくると、安倍首相は憲法の本質を全く理解していないことがわかります。確固たる憲法観もなく、ただ単に、日本国憲法を変えた総理として歴史に自分の名を残したい、という強い願望があるだけなのだと思
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