結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2024年5月21日 Vol.634
はじめに
おはようございます、結城浩です。
『群論への第一歩』の話。
ただいまKindle版『群論への第一歩』をはじめとして、Kindle版の拙著が半額ポイント還元セールになっています!
ぜひ、この機会にご利用ください。
セールのおかげもあってか、『群論への第一歩』が数学でアマゾンランキング第1位になっていました。
みなさん、応援ありがとうございます!
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今回の『群論への第一歩』が好評なので「次」を考えたくなるところですが……さてさて、それについては後ほどお話しします。
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映画『オッペンハイマー』の話。
話題になっていた映画『オッペンハイマー』をようやく劇場で観てきました。
三時間という非常に長い映画だったのでだいぶ躊躇していたのですが、結果的には三時間とは思えないほどあっというまに見終えました。次々に展開が進み、飽きる部分はまったくありませんでした。
個人の能力と組織の能力。個人の限界と組織の限界。人間の賢さと愚かさ。そんなことを中心に、深く考えさせられる映画でした。
「おもしろかった」のような単純な感想を述べることが難しいテーマでもあり、また複雑な要因がたくさん絡んだ作品でしたけれど、少なくとも「劇場で観ることができてよかった」とはいえそうです。
◆映画『オッペンハイマー』公式
https://www.oppenheimermovie.jp
観た後になってこの映画の監督が『メメント』、『インターステラー』、『テネット』の監督をつとめたクリストファー・ノーランであることを知りました。なるほど、という感じです。
この映画のインスピレーションの元になったオッペンハイマーの伝記の原題は”American Prometheus”(アメリカのプロメテウス)となっていて、こちらもなるほど、です。
◆伝記『オッペンハイマー』(三巻中、上巻へリンク)
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それでは今週のメルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。
目次
- 以前買った「アレ」はどうなった?
- 無限に続く円周率 - 学ぶときの心がけ
- 軽口 - ショート
- 触媒と神経組織 - 結城浩の談話室
- 『群論への第一歩』の「次」はどうなるか? - 本を書く心がけ
- 心の健康を保つための作文 - 心の健康
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Vol.633 結城浩/自分の活動を文章にする意義/対話と影響/めげずに書く/
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Vol.635 結城浩/ChatGPTとの《対話》で作る学びの時間/人を恐れる気持ちと心の健康/ていねいに今日の一歩を進めよう