結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2024年1月2日 Vol.614
はじめに
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
実は、先週の結城メルマガVol.613を出してから、あれが2023年最後の配信だということに気付きました。「良いお年を」と言いそびれて年を越してしまいましたね!
ということで、2023年末に書いた本の振り返りは以下の「メール日記」にまとめました。
◆2023年末に寄せて - 結城浩のメール日記
https://diary.hyuki.net/p/2023
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新年のセール情報です。
2024年1月11日(木)まで、『Java言語で学ぶデザインパターン入門 第3版』をはじめとする結城のプログラミング関連書籍の半額セールを行っています。よろしければどうぞ!
◆『Java言語で学ぶデザインパターン入門 第3版』
https://amzn.to/3NMX9ZU
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カレンダーの話。
年末に壁掛けのカレンダーを買おうと思いました。書店を訪れた際に「カレンダーフェア」をやっていたので、ちらちら眺めてみたところ、書き込みができるくらいの壁掛けカレンダーでは、ほとんどに六曜が書かれていることに気付きました。六曜というのは、大安や友引といった項目のことです。
私は六曜がないカレンダーを使うので、結局いままで使っていたものと同じカレンダーをネットで購入しました。こちらです。ほどよい大きさで書き込みができて日曜はじまりです(他の選択肢もあります)。
◆ビジネス壁掛けカレンダー(アマゾン)
https://amzn.to/41XwOOZ
以前はこちらの「ちびむすカレンダー」を愛用していました。無料でPDFがダウンロードできるので、印刷の手間をいとわなければたいへん便利です。シンプルで書き込みもできますし、六曜あり/なしが選べて、日曜/月曜はじまりも選べます。
◆ちびむすカレンダー
https://happylilac.net/calendar-newsim-a4y-2024.html
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それでは今週のメルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。
目次
- 本を書き上げるたった一つの方法とは - 本を書く心がけ
- どうやって写真をエゴサーチしているのか
- 悩みごとに対処する具体的方法 - 心の健康
- 深さ優先で書くか、幅優先で書くか - 文章を書く心がけ
- 二十年以上続けてきたネット企画を閉じるにあたって
本を書き上げるたった一つの方法とは - 本を書く心がけ
今年は、ある大きな本を書く仕事に取り組む一年にしようと思っています。
その本については、もう何年も前から少しずつ準備をしてきましたが「そうだ。2024年はこの本を書く年にしよう!」と決め、作業に取り掛かっています。
そして2024年の元旦にふと、こんな言葉が心に浮かびました。それは「本を書き上げるたった一つの方法とは何か」に対する答えとなっています。心に浮かんだ言葉はこれです。
本を書き上げるたった一つの方法とは「書き始め、書き続け、書き終えること」です。
これは、当たり前です。
- いくら準備をしても、書き始めなかったら、本を書き上げることはできません。
- いくら書き始めても、書き続けなかったら、本を書き上げることはできません。
- いくら書き続けても、書き終えなかったら、本を書き上げることはできません。
Evernoteを整理していると、たくさんの「いつか書きたい本のメモ」が見つかります。数百個という数のメモです。でも、そんなメモがいくらあっても(何百個、何千個あっても)、どこかでその本を書き始めなかったらメモはメモで終わりです。
書き始め、書き続け、書き終える。
そうすることでのみ、一冊の本を書き上げられる。
そのことを心に留めて、今年も祈りつつ、感謝しつつ、仕事に取り組んでいきたいと思います。
ぜひ、応援してください!
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