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教養論その10「評論との向き合い方」(1,950字)

2015/10/29 06:00 投稿

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  • 教養論
「面白がり方を学ぶ」というのは、きわめて哲学的な行為である。なぜなら、面白がり方を学べば、それだけ哲学的な感度を高めることができるからだ。
それは同時に、教養を深める行為ともいえる。なぜなら、哲学的な感度を高めることができれば、それだけ教養を深めることができるからだ。

では、「面白がり方」はどう学べばいいのか?
その最も手っ取り早い方法の一つは、「評論に接する」ということだろう。なぜなら、評論の本質的な役割というのは、「面白がり方」をレクチャーするというものだからだ。


評論というものが力を発揮する分野の一つに、「映画」があるだろう。映画というのは、情報が多く、またそれが指し示している意味も多岐にわたるため、なかなか全てを読み取りにくいところがある。それを十全に理解するためには、該博な知識が必要だ。
そんなとき、評論は大きな助けになってくれる。我々は、評論の助けによって、映画をもっと楽しめる

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