教養論その6「問いへの感度を高める読書」(1,794字)
教養はどうすれば身につくのか?
それは、言葉を覚えることによってである。
では、言葉はどうすれば覚えられるのか?
それは、読書をすることによってである。
では、どのような本を読めばいいのか?
それは、その中に有効な「問い」が提示されている本である。その問いに興味を引かれ、答えについて真剣に考えれば、思考の道具が必要となるので、自然と言葉を覚えられるようになる。
では、有効な問いが提示されている本とはどのようなものか?
それ以前に、そもそも有効な「問い」とは何か?
今回は、そのことについて見ていきたい。
人間にとって最も有効な問いといえば、それは「生」と「死」にまつわるものだろう。
「人はなぜ生きるのか?」
「人はなぜ死ぬのか(死ななければならないのか?)」
というのは、子供でも自然と興味を引かれる非常に強力な問いである。
では、生、あるいは死について、自然と考えさせてくれる本とはどういうも
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