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ヘヤカツ(部屋活)まとめ——岩崎夏海がフジテレビ「ノンストップ!」に出演しました

2015/05/13 09:50 投稿

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「もしドラ」作者の岩崎夏海です。
ぼくが代表を務める「部屋を考える会」がまとめた本『部屋を活かせば人生が変わる』が、フジテレビの情報番組『ノンストップ!』に取り上げられました。

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■ヘヤカツ(部屋活)ってなに?

「ヘヤカツ(部屋活)」とは、「部屋を活かす」の略で「部屋活=ヘヤカツ」という意味です。ぼくがこれまで見聞きしてきた、上手な部屋の活かし方をこう呼んでいます。
また、これまで、このヘヤカツについて3冊の本を作りました。




そこで今日は、「ヘヤカツ」って、具体的にどういうものなの?――ということについて、簡単にまとめたいと思います。


■ヘヤカツが生まれたきっかけ

ヘヤカツが生まれたのは、「もしドラ」が出版されて以降、たくさんの方々がぼくの家や事務所に来てくれるようになったのですが、そこでいつも「岩崎さんの部屋って、なんでいつも片付いてるんですか?」と質問されていたんです。

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それで、「部屋をきれいにするコツ」というのは、多くの人が知りたいことなのではないか――と気づきました。そのため、それを本にすれば、多くの人に貢献できるのではないかと思ったのです。丁度、やましたひでこさんの『断捨離』や、近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』がベストセラーにもなっていました。


■部屋が汚れる人の悩み

ただ、単に片付け方法を書いた本だと、これまでと同じで意味がないと思ったのです。
そこで、部屋を片付けられない人たちに、「どういう本が読みたいですか?」と聞いたところ、一番は「リバウンドしない」ということでした。一念発起して片付けても、すぐまた汚れてしまう。
あるいは「ハードルの低いもの」という声もありました。これまでの片付け本は、読んだらなるほどと納得するのですが、努力や根性が必要で、なかなかハードルが高い。そのため、ちょっとだらしない人、怠け者の人にも通用するような片付け方法が求められていたのです。


■ヘヤカツ本のコンセプト

そして、「それならヘヤカツはぴったりではないか!」と思いました。
なぜなら、ぼく自身、ヘヤカツを始める前までは、ずっとリバウンドに悩んでいました。また、もともと怠け者なので、たまに掃除をしてきれいにしても、それが習慣化できなかったのです。

しかしヘヤカツを始めてからは(始めて10年になるのですが)、一度もリバウンドしていません。また、すっかり習慣化することもできています。そのため、いかにリバウンドしない部屋を作るか、また掃除を習慣化するかということをコンセプトに、本を作ろうと考えました。


■なぜリバウンドしないの? なぜ掃除を習慣化できるの?

では、なぜ「ヘヤカツ」は、汚れがリバウンドしないのでしょうか? なぜ掃除が習慣化できるのでしょうか?
それは、ヘヤカツが、いわゆる「片付け術」「掃除術」ではないからです。
ヘヤカツは、もっと根本的な問題を扱います。それは、部屋そのもの「構造」を変えるということです。
どう変えるかというと、部屋を「片付けしやすい部屋」「掃除しやすい部屋」に変えるのです。

実際、ヘヤカツを始めてから、ぼくが部屋を掃除する時間は、一日5分程度です。一日5分程度で、尋ねてくる人が思わず「きれい!」という部屋をキープしています。
それは、部屋が掃除しやすい「構造」になっているからです。その一例を紹介します。

■掃除しやすい部屋とは?

例えば、ぼくの家のベッドは、長辺が壁から離れています。

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こうするだけで、掃除するスピードは恐ろしく早くなります。
多くの家では、ベッドの長辺と短辺の両方を壁につけています。それで、部屋を広く使えるようなるかと思いきや、実際にはそれほどのメリットがありません。それよりも、掃除がしにくくなるというデメリットの方が、よっぽど大きいのです。
このように、多くの人は、掃除をしやすい部屋の「構造」というものを、あまりよく知りません。そこで、そういう構造を徹底的に研究して、まとめたのがヘヤカツであり、またそれを記したのがこの本なのです。

■「ヘヤカツ本」はどういう内容?

「ヘヤカツ本」は、「掃除をしやすくする部屋作り」のコツをまとめた本です。そこには、「掃除する時間を短くしながら部屋をきれいに保つ方法」が書かれています。


また、その続編である『部屋を活かせば頭が良くなる』は、収納術を磨くことで、記憶力を磨く方法について書かれています。記憶というのは、部屋と同じで整理したり、片付けたり、掃除をしたりすることが大切だからです。人間の記憶法は、その人の住まい方とも密接な関係があるといわれています。ですから、住まい方の技術が上がれば、自然と記憶力も上がっていくというわけです。


さらに、姉妹編の『50からの老いない部屋づくり』は、「ヘヤカツ本」を出版した後、意外にも50代以降の方々から大きな反響を得ました。それは、50代以降の方々に、部屋を片付けられない人たちが多かったからです。特に、昭和のまだ日本が貧しかった時代に生まれた人は、なかなか物を捨てられなません。そこで、そういう方々向けに、物の捨て方、部屋の活かし方をまとめました。


■終わりに

「ヘヤカツ」というのは、すれば「部屋がきれい」になる。これだけでもいいのですが、ぼくの場合は、もう一つ大きなオマケがついてきました。それは、ぼく自身の人生が大きく変化したことです。
ヘヤカツをしてから3年後、「もしドラ」がベストセラーになりました。また、その2年後には結婚もできました。後になって振り返ると、これらのことは、ヘヤカツを始めたことが一つのきっかけとなっていたのです。

なぜかといえば、ぼくは、ヘヤカツをしたきれいな部屋から「いい影響」を受けていたのです。
人は、環境に影響されやすいもの。それは、負の影響もあれば正の影響もあります。汚い部屋に住んでいると人生も荒れていきますが、きれいな部屋に住んでいると、いろんなことに気づけるようになり、身も心も整えられていくのです。
少なくとも、ぼく自身はそうなりました。そうして、ヘヤカツがぼくの人生を良い方向へと変えてくれたのです。

そんなふうに、ご自身の人生を良くしたいとお考えの方々の、少しでもお役に立てればと考えて、この本を作りました。もしご興味を引かれましたら、ぜひともお読みください!
よろしくお願いいたします。

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