ハックルベリーに会いに行く

ライトノベルの書き方:その12「シチュエーションの構築法(中編)」(1,736字)

2015/03/31 06:00 投稿

  • タグ:
  • 登録タグはありません
  • タグ:
  • 登録タグはありません
ライトノベルのシチュエーションを考えるとき、作家が二つ目の手がかりとするのは「絵」である。「絵」というのは、「シーンの映像」のことである。それを思い浮かべながら書くことによって、然るべきシチュエーションに辿り着くことができるのだ。

おそらく、プロとアマチュアを隔てる大きな境界線の一つが、この「絵によるアプローチ」であろう。アマチュアというのは、どうしてもシーンというものを「頭」で構築しようとする。そのため、進行上やむなく設けられたような、とってつけたシーンになってしまうことが多い。
あるいは、頭ではなく感覚的に構築したとしても、その感覚が研ぎ澄まされていないため、ぼんやりとした、印象の薄い、したがってリアリティが欠如した、感情移入しにくいシチュエーションになってしまう。

そういう、いわゆるアマチュアっぽさを脱却するためには、「絵」によるアプローチ、それも感覚が研ぎ澄まされた上での「絵的」な

ここから先は有料になります

ニコニコポイントで購入する

チャンネルに入会して購読する

  • この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

ハックルベリーに会いに行く

ハックルベリーに会いに行く

月額
¥880  (税込)
このチャンネルの詳細