先日、仙台でドラッカー学会が行われ、出席してきた。
それに付随して、石巻と南三陸に行く被災地巡りツアーも敢行されたので、それにも同時に参加してきた。
そこで、いろいろなことを見知ったので、今日はそのことについて書きたい。


まず、ぼくはそれまで、石巻にも南三陸にも行ったことがなかった。ただ、テレビで見ているだけだった。だから、たいそうな田舎なのかと勝手に想像していたのだが、そうでもなかった。
石巻も南三陸も、仙台から車で2時間もかからずに行けた。どちらも、ぼくの両親が暮らす石岡市よりも栄えていた。人も多かった。小学校や中学校も多かった。けっして過疎の町ではなかった。
津波は、そういう田舎というよりは小都市を襲ったのだ。だから、津波の衝撃の大きさをあらためて知った。

津波は、多くの市街地を飲み込んだ。それは、裏を返せばこれまで長い間そういう大きな津波が来なかったということだ。もう何百年も来なかったような津