日本には、いまだに「新築神話」というものが根強くある。「新築神話」とは、新しい建物を有り難がり、価値ありとする考え方だ。これを利用するのである。
昨今、さまざまな不動産投資の本を読むと、どこにもおしなべて書かれているアドバイスがある。それは、「新築マンションは避けろ」というものだ。
なぜかといえば、新築マンションは「値下がり幅」が大きいからだ。
新築マンションは、たとえ一日でも人が住むと、その瞬間から中古マンション扱いになる。するとその価格は、もちろんケースバイケースではあるが、大きいときには半値にさえなるといわれている。
「新築神話」は、新築を価値ありとする人が多い分、中古に価値を見出さない人もまた多い――ということを指し示している。そのため、買ったら必ず中古マンションになってしまう新築マンションは
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