ハックルベリーに会いに行く

競争考:その8「短期的な勝利と長期的な勝利」(1,957字)

2014/06/10 06:00 投稿

コメント:1

  • タグ:
  • 競争考
シリーズでお伝えしている「競争考」。
今回から、「勝利とは何か?」を考えていく。
そのうえで「勝利するためにはどうすればいいか?」を考える。

勝利を目指す理由は、前回までに述べた。自らの敗北を肯定的にとらえる必要があるとき、相手の敗北もまた、肯定的にとらえなければならない。つまり、自分の勝利を肯定的にとらえる必要があるのだ。

「勝利を肯定的にとらえる」ことは、当たり前と思われるかもしれないが、それは違う。
一般的には、勝つことに疑いを抱いたりはしない。だから、勝つことの意味を問わない。
しかしここでは、勝つことには「相手を不幸にする」という負の側面もあるということを見てきた。だから、勝つことの意味を問うてきた。
それでも、敗北そのものを否定することもできないので、最終的には「仕方ない」という形で、勝利を肯定するようになったのだ。

この両者は、「勝利を肯定する」という意味においては同じだが、そのプロセスは全

ここから先は有料になります

ニコニコポイントで購入する

チャンネルに入会して購読する

  • この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント

「全てを兼ね備えた勝利」を自分に求めたことが無かった。これは天才・奇才・異才という人種に一線を引いていたからだと思う。この断絶は天才を孤独にするだろうなぁ。

No.1 126ヶ月前
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

ハックルベリーに会いに行く

ハックルベリーに会いに行く

月額
¥880  (税込)
このチャンネルの詳細