だから、明確な「きっかけ」というものがないのである。強いていうなら、発売したことそのものがきっかけだった。発売と同時に、さまざまなことが動き出したからだ。
翌週の日曜日、ぼくは講演を依頼してくれたYさんと一緒に都内の大きな書店を巡った。池袋のジュンク堂、新宿の紀伊國屋書店、渋谷のブックファースト、東京駅の八重洲ブックセンター、丸善、神保町の三省堂など、およそ10店舗ほど回った。
そこでぼくは、Yさんの指示に従ってPOPを用意していった。それを「使ってもらえませんか?」と書店員さんに預けると、場合によっては店頭に置いてもらえるとのことだった。
この活動が、売上にどれだけの貢献を果たしたかは分からない。後日、POPを手渡し
コメント
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すみません。この記事に関係ないのですが、さっきハックルテレビのタイムシフトを見て、「台獣」のお話聞いてたまらずコメントしました。
めちゃくちゃ面白そうです。ストーリーの概要を聞きながら細かい展開がきになってしょうがないです。
なぜあんな物語を思いつくのかと関心です。とても楽しみです。
昔日本は自然を崇めて共存していたのに、欧米の思想が入り込んだ時から自然を力で支配しようとして来た事に対する報いみたいな事を感じました。
(著者)
>>1
ありがとうございます!
日本には日本の自然観があってそれが文化的にやっぱりしっくりくるんですよね。
そういうのを表現していけたらと思っています。