ハックルベリーに会いに行く

1994:その15(1,737字)

2024/05/09 06:00 投稿

コメント:3

  • タグ:
  • 1994
松任谷由実は1954年1月19日生まれ。団塊の世代から5歳ほど下である。東京都八王子市出身で、1971年、17歳でプロの作曲家としてデビューする。また、翌年の1972年に、今度は歌手としてもデビューする。

最初はなかなか売れなかったが、一方で業界内での支持者も後を絶たなかった。秘めたる可能性を感じさせる強烈なカリスマ性を持っていたからだ。それは歌詞、楽曲、そして歌のどれもにである。ユーミンは、そのどれもが技術的に長けているというわけではなかったが、他にはない独特の個性を持っていたのだ。

1975年に作曲した『「いちご白書」をもう一度』が大ヒット。また自身が歌った『あの日に帰りたい』も大ヒットし、名実ともに超一流のミュージシャンとなる。まだ21歳だったが、それでも4年間の下積みをした後だった。

ただし、下積み時代のことはほとんどの人が知らないから、一般には「彗星の如く現れた若き大型新人」と思

ここから先は有料になります

ニコニコポイントで購入する

チャンネルに入会して購読する

  • この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント

本当にそうですね。卒業写真とかもそうだし

No.1 6ヶ月前
岩崎夏海 岩崎夏海
(著者)

>>1
逆にいえば、ユーミンの歌を聞くことで「過去とは何か?」を知ることができますね。

No.2 6ヶ月前

「春よ、来い」もそうか。以前あった春がもう一度来ると思ってるんだよな。

No.3 5ヶ月前
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

ハックルベリーに会いに行く

ハックルベリーに会いに行く

月額
¥880  (税込)
このチャンネルの詳細