トヨタ生産方式について考える:その21(1,706字)
トヨタ生産方式の肝は、社員教育にある。社員を教育し、その成長を促すのがトヨタ生産方式だ。
社員が成長すると、会社としての生産性が向上する。社員を能力が低い段階で安い賃金で雇い、そこから賃金は微増に抑えながら能力を向上させるため、費用対効果が高くなるからだ。
その逆に、社員が成長しない組織は「費用対効果の高さ」が見込めない。それに加え、現状維持の組織は、周囲の成長によって相対的に陳腐化する。だから、人が成長できない組織は疲弊を余儀なくされる。
そんなふうに、成長は企業継続の鍵を握るともいえるのだが、トヨタはそれを効果的に果たすため、「社員教育」という名目に辿り着いた。
そのため、それを逆に学校に利用するというのは、なかなかにユニークなアイデアといえよう。実際、トヨタ生産方式の考案者・森田耐一のモットーは、「なんでも逆から考えてみる」だった。
そこでここでは、トヨタ生産方式における「社員教育の
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