これはいまだにほとんどの人が知らないのだが、人はほぼ、才能だけで生きている。
だから、教育がエフェクトすることはほとんどない。例外的に教育がエフェクトするのは、
「ロボット人間を生み出すとき」だけである。つまり、産業革命以降、「機械の僕となる人間」が大量に必要とされる社会が一時生まれたのだが、そこにおいては教育が大いにエフェクトした。
しかし、その効果も20世紀後半になるとどんどん薄れていき、21世紀に入る頃にはほとんど機能しなくなった。ところが、そこでの成功体験が強烈だったため、人々はいまだにその幻影を追いかけているのである。
ぼくは、自分の子供が2018年に生まれたということもあるが、それ以前から児童書の編集者をしていた関係で、ここ10年教育に関する本を手当たり次第読んできた。そこで得た結論としては、「どの本も同じことを言っている」というものだ。
何を言っているかというと、「大人はなる
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秋元康さんも放任教育だったのでしょうか?