これからますます「個人主義」の時代になると思う。そこでは自分で自分を管理する術がだいじになる。これは「他者とのつながり」がより希薄になっていく分、人々の死活問題になるだろう。この世は、良くも悪くも「自己責任の時代」になるのだ。

そういう時代に「自分をケアする方法」がだいじになる。
では、「自分をケアする」とは何か?
「ケア」とは、もちろん「癒やす」という意味もあるが、それ以前に「整える」とか「気遣う」という意味もある。自分を「調子よく保っておくこと」が、自分をケアするということだ。

そこでだいじなのは、実は「損得勘定」だろう。特に「長いスパンの損得勘定」で、他者から搾取されないことは「自分をケアする」という部分に大きく含まれる。ブラック企業に勤め、搾取されている状態に甘んじることは、自分をケアしているとは言い難い。

また、何かにストレスを溜め、それを他のことで発散している状態も「ケアしてい