ハックルベリーに会いに行く

『シン・エヴァンゲリオン』が人を感動させることの隠れた理由(1,786字)

2021/03/12 06:00 投稿

コメント:3

  • タグ:
  • 登録タグはありません
  • タグ:
  • 登録タグはありません
「映画を作る」というのは「新しい撮り方を創造する」ということで、これはキューブリックもしていたし、初期のスピルバーグやルーカスやコッポラもしていたし、デビッド・フィンチャーもしているし、アルフォンソ・キュアロンもしている。つまり気の利いた映画監督はみんなしている。

アメリカン・ニューシネマというムーブメントは、小型カメラが開発され、多くの監督が「これでどんな撮り方をしてやろうか?」と創造力を働かせたから傑作がたくさん生まれた。『イージー・ライダー』『真夜中のカーボーイ』『クレイマー、クレイマー』『ロッキー』など、みんな小型カメラのいい撮り方を監督が思いついたから傑作となった。

実は宮崎駿もそうで、彼は今に至るまでルーティン的な撮り方で作ったことは一度もなく、新作のたびに新しい撮り方を開発している。工場生産ではなく手仕事なのだ。
だから時間がかかるし、撮り終わったらいちいち引退を宣言をする。

ここから先は有料になります

ニコニコポイントで購入する

チャンネルに入会して購読する

  • この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント

田植え。。。

No.1 44ヶ月前
岩崎夏海 岩崎夏海
(著者)

>>1
田植えシーンはまさにホルスへのオマージュでしたね。

No.2 44ヶ月前

そうだったのか。何事にも歴史がある。。。

No.3 44ヶ月前
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

ハックルベリーに会いに行く

ハックルベリーに会いに行く

月額
¥880  (税込)
このチャンネルの詳細