1995年を境に「友だち」の価値は大きく変わった。

では、1995年に何が起きたのか?

それは、Windows95が発売されたのだ。これをきっかけに、パソコンが爆発的に普及した。それに伴って、インターネットも爆発的に普及した。そうして、情報が一気にフラット化し、きわめて安価で手に入るようになったのだ。

情報が安価で手に入れば、人は友だちに助けてもらわなくても生きていける。だから、友だちに気を遣って人生を間違わなくても良くなったのだ。むしろ、正しくしないと生きていけない世の中になった。

そもそも、友だちは人を間違わせる存在である。もしあなたの親友が間違ったことをしていたら、あなたはそれを指摘できるだろうか?
もちろん、指摘できる人と指摘できない人がいるだろう。「友だちだからこそ指摘する!」という人もいるだろう。

しかし、仮にあなたが間違った友だちに間違いを指摘できたとしても、その後に100パ