情報リテラシーはどうやったら身につくのか?:その8(1,808字)
情報リテラシーの身につけ方について考えているうちに、思わぬ形でコークのCMに辿り着いた。あらためてこのCMを見てみると、これは「情報リテラシーのあるなし」を見分けるための、よくできた「リトマス試験紙」になっていることが分かる。
というのも、このCMに「胡散臭さ」や「嘘くささ」を感じる人は一定数いると思うのだが、その人たちはむしろ「情報リテラシーがない」といえるからである。このCMを素直に美しいと感じたり、あるいは逆に一周回って美しいと感じたりする人たちこそ、情報リテラシーがあるといえよう。おかげで、嘘の情報に惑わされる可能性も少なくなる。
このCMは、確かに嘘である。しかし嘘にも二種類あって、「人を貶めようとする嘘」と、「人を喜ばそうとする嘘」がある。これを上手に見分けられるのが情報リテラシーのある人で、見分けることもなくどちらも嘘だからと忌避する人は、情報リテラシーがないといえる。
なぜ
この記事の続きを読む
ポイントで購入して読む
※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら
- ログインしてください
購入に関するご注意
- ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。
- ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。
コメント
コメントを書く(ID:41296830)
なる、なるなるなるぅー!
(なるほど、と膝を打ちつつ拝読致しました)
(著者)
>>1
ありがとうございます