よくよく考えたら、このメルマガでは以前にお金についての連載をしていた。
だから、今回のシリーズは以前のものとかぶらないようにしなければならないだろう。ただ、以前のものは3年も前に書いた記事なので、ぼく自身何を書いたか忘れているし、また情報や価値観もアップデートされていると思うので、とりあえずはあまり気にせず自分の気になったことから書いてみたい。
学生にお金のことを伝えるに際し、まず認識しておいてほしいのは、「お金が社会の中で発生する構造がどのように成立したか」ということだ。そもそもお金はなぜこの世の中にあるのか? その構造的な意味を把握するのとしないのとでは、お金とつき合う上で大きな違いが出てくる。
では、そもそもお金はどのように生まれたのか?
何のために生まれたのか?
それは、「取引」と「価値の保存」をするためである。
まずは「取引」について。
昔々、あるところに魚を
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