正解はあります:その4(1,692字)
今回は、「どうすれば労力をかけずに正解に辿り着けるか?」ということについて考えてみたい。
世の中には、正解がある。ないと信じ切っている人も少なくないが、彼らは自分の矛盾に意識の層では気づいてない。そのため、深層心理に不安定なところがある。だから、議論をすると彼らはすぐに論点をずらす。論点をずらしたら、彼らは「正解はある」と心の奥底では知りながら、そのつらい現実から目を背けようとする卑怯者だと認識して良い。そういう人とは何を話してもムダなので、その時点で対話を切り上げた方がいいだろう。
そうした人間も含めて、「正解がない」と考える人間は怠惰なのだ。「正解はある」という現実があまりにも過酷なので、そこから目を逸らしている。目を逸らすとその過酷さと向き合わなくとも良いので、いくらか楽になる。
しかし、そういう人間は今楽をしている分、後で大変になる。死ぬ前に大変になるのもそうだが、人生の後半で何も
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