情報リテラシーはどうやったら身につくのか?:その4「正しい情報とはしわの刻まれた老婆の乾いた肌のようなものだ」(1,588字)
情報取得リテラシーを身につける上では「美的感覚を鍛えること」が役に立つ。なぜなら、正しい情報というのは美しく、その逆に誤った情報というのは醜いからだ。
ただし、その美しさと醜さは単純なものではない。正しい情報の美しさとは「美しい老婆」に似ている。老婆にも美しい人と醜い人とがいるが、正しい情報はこのうちの美しい老婆に似ているのだ。
では「美しい老婆」とは何かというと、「正しく年を取っている」ということである。その逆に、「醜い老婆」というのは「年の取り方が悪い」ということである。
このうち、説明が簡単なのは「醜い老婆」の方だ。「年の取り方が悪い」とはどういうことかというと、老いに抗っている――ということである。直裁にいうと、若作りしているということだ。年齢不相応ということである。年を取っているのをごまかしているということだ。
そのため、例えば肌がつるつるであっても、それは薬品でそうなっているの
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