昨年、赤十字の献血ポスターが炎上した。「宇崎ちゃん」というアニメの巨乳キャラをその宣伝に用いたからだ。
「赤十字の献血ポスター」は、公から認められた権威ある存在だ。何しろ「赤十字」の「献血」なのだから。その権威ある機関に「宇崎ちゃん」という巨乳を強調したキャラクターのさらに巨乳を強調した構図の絵を用いられると、フェミニストは「女性性を『消費』することが公に認められた」と危機感を抱き、強く抗議した。
「女性性を消費」というのは、言い換えると「女性の性的魅力で若い男性を釣る」という行為のことである。さらに言い換えると、女性を性の道具として扱うことだ。
これが、赤十字の献血ポスターで行われた。だからフェミニストは、このままでは女性差別の助長につながると考えたのだ。
なぜ「女性差別の助長につながる」と感じたかといえば、フェミニストは公の場所で女性に性欲を向けられることを、「自分たちの最も大きな存在
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